近所にあった街の小さな書店。最近減ってきたなぁと感じることはありませんか。この10年で国内の書店の数は30%も減少しているのです。なぜ、苦戦を強いられているのでしょうか。その一方で逆境の中、新たなスタイルで躍進する書店も登場しています。
街の書店がまた一つ、また一つと無くなっていきます。「日本出版販売」によりますと、インターネット全体の雑誌・書籍の売り上げは右肩上がりなのに対し、店舗の売り上げは年々下がり続けていて、その結果、年間約400もの書店が街から姿を消しているのです。
実際、街の人に本屋さんに行くかどうかを聞いてみると、「ネットで買う」と答える人の声が多く聞かれました。理由としては「欲しいものが決まっていたら検索して簡単に買えるから楽」という意見や「スマホやタブレットなどの端末にダウンロードしておくと、多くの本をいつでも読むことができて使いやすい」と言った声が聞かれました。
特に小さな書店は厳しい状況です。大阪市中央区にある「隆祥館書店」。創業から70年、店の広さはわずか13坪。店主を務めるのは二代目の二村知子さんです。二村さん、店に来ていた女性に話しかけていました。
「ご主人が社会の先生って仰っていたじゃないですか、是非お勧めしたい本があって。」(二村店主)
書店としては珍しく、来店した人の好みを探るため積極的に話しかけます。この日はその流れで、おすすめの1冊を選びました。すると…
「これ頂いていきます。」(女性)
二村さんのおすすめの本を買っていきました。
(Qよくお客さんと話す?)
「そうなんです。お客さんがよく帰りに言うのが、『僕本屋に来てこれだけ話をしたのは初めてやわ』って言って帰る方が結構多いです。」(二村店主)
隆祥館書店では他の書店との差別化を図るため、著者を呼んで直接話せるイベントや、親子で参加できる絵本のイベントなどを行っています。小さな書店ながら支持を集め、全国で一番の売り上げを記録した書籍もあります。
最終更新:3/2(月) 16:19
MBSニュース


































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