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天災地変に心情紡ぐ 詩歌文学館作品展【岩手】

3/4(水) 9:37配信

岩手日日新聞社

 日本現代詩歌文学館(高野ムツオ館長)の詩歌作品展示「天災地変と詩歌」は、北上市本石町の同館で開かれている。地元の詩歌人が、間もなく発災9年を迎える東日本大震災などの災害に思いを寄せた作品が並んでいる。31日まで。

 大災害の犠牲者への鎮魂と哀悼を表すとともに、被災者の慰謝を願って開かれる全国文学館協議会の共同展示として開催。第8回の今回は、賛同した全国32の文学館が参加している。

 同館では北上詩の会、北上短歌協会、泉の会、川柳北上の会のメンバーらによる詩歌27点を展示。短冊や色紙にしたためられ、館内喫茶室(フリースペース)の窓枠に飾られている。

 短歌「震源の活断層の存在を震災知らぬ子らに伝えん」、俳句「すぐ逃げよ父の言葉に鳥帰る」、川柳「空の青柳友(とも)が眠った凪の海」など作者からの心情があふれ出る。

 同館の濱田日向子さんは「お茶を楽しみながら気軽に見ていただきたい。改めて震災などを考える機会になれば」と話している。

 開催時間は午前9時~午後5時。月曜休館。問い合わせは同館=0197(65)1728=へ。

最終更新:3/4(水) 9:37
岩手日日新聞社

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