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米FDA、医薬品不足を警戒-インドが一部原薬の輸出制限で

3/4(水) 9:15配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): インドが医薬品の一部原薬で輸出制限を打ち出したことを受け、米食品医薬品局(FDA)は医薬品不足を警戒している。インドの措置によって、世界にまたがる製薬業界のサプライチェーンに混乱が生じる恐れがある。

インドは3日に今回の措置を発表した。背景には医薬品有効成分(API)不足を巡る懸念が強まっていることがある。中国では新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、API製造企業の多くが生産停止または減産を余儀なくされている。

インド政府の通知によると、輸出制限の対象には市販の解熱鎮痛剤に含まれるパラセタモールの他、抗菌薬に使われるメトロニダゾールやさまざまなビタミンB剤などが含まれる。

FDAのハーン長官は3日、議会公聴会で「インドは26の医薬品有効成分で輸出を制限した。これは同国の輸出能力の約10%に相当する」と証言。「サプライチェーンへの影響を見極めるため、このリストの精査に尽力している」と述べた。

FDAは医薬品メーカー180社と連絡を取ったが、新型ウイルスに絡むサプライチェーンの問題で供給不足に陥った医薬品として特定したのはこれまでに一つだけ。ハーン長官はこの医薬品を明らかにしなかったが、代替品が入手可能だと説明した。

インドは世界のジェネリック(後発薬)供給の約20%を担っているが、その製造に必要なAPIの約66%を中国に頼っている。

原題:FDA on Watch for Drug Shortages After India Curbs Exports (2)(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Riley Griffin, Ari Altstedter

最終更新:3/4(水) 9:15
Bloomberg

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