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道路交通法改正案が閣議決定|2020年夏ごろ「あおり運転」罰則化へ

3/5(木) 6:35配信

MOTA

2020年3月3日「あおり運転」の罰則や高齢ドライバーの技能検査を盛り込んだ、道路交通法改正案が閣議決定された。あおり運転の罰則は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金、高速道路においては、さらに重い罰則が課せられる。一方、75歳以上の違反歴があるドライバーは、免許更新時に「運転技能検査」を義務づける。法案が通常国会で成立すれば、あおり運転の厳罰化は2020年夏ごろに始まり、高齢ドライバーへの運転技能検査は2022年に導入される見通しだ。

>>あおり運転と高齢ドライバーによる事故に注目が集まる

「あおり運転」罰則強化、行政処分の見直し

警察庁によると、車間距離を極端に詰めるなど道路交通法に違反したとして検挙された「あおり運転」は、2019年に全国で1万5065件、2018年の検挙数を2000件あまり上回る件数となった。

これまで法律に位置づけていなかった「あおり運転」は「他の車の通行を妨害する目的で、交通の危険を生じさせる恐れのある行為」と規定し、前方の車への著しい接近、急な進路変更などを執拗(しつよう)に繰り返し行った場合が対象となる。

罰則は、「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」、高速道路で他の車を停車させるなど「著しい交通の危険」を生じさせた場合は、「5年以下の懲役または100万円以下の罰金」とした。

行政処分も見直され、あおり運転として摘発されると、即免許取消となる。免許を再取得できない欠格期間は2~3年程度となる見通しだ。

■「あおり運転」にあたる主な違反行為
・不必要な急ブレーキ
・前方の車への著しい接近
・急な進路変更
・左側からの追い越し
・執拗なクラクションやパッシング
・幅寄せや蛇行運転
・高速道路での最低速度違反や駐停車違反など

高齢ドライバーに自覚してもらう法改正も

閣議決定された道路交通法改正案では、一定の違反歴がある75歳以上のドライバーに免許更新時の「運転技能検査」が義務づけられている。運転技能検査において、技能が不十分と判断されれば免許更新できないが、免許更新期間の満了日前6ヶ月以内なら繰り返し検査を受けられるようにする見通しだ。

法改正に伴い、70歳以上に行っている高齢者講習の実車指導でも運転技能を評価し、結果を本人に通知する制度も開始。免許取消にはつながらないが、自身の運転技能を自覚してもらう目的がある。

また、自動ブレーキなどが付いた安全運転サポート車(サポカー)に限って運転できる「サポカー限定免許」も新たに創設される予定で、サポカーの定義は、今後定めるとしている。

MOTA編集部

最終更新:3/5(木) 6:35
MOTA

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