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センバツ甲子園無観客開催方針に「高校野球だけ特別か」の批判も…11日最終結論を巡って賛否

3/5(木) 5:10配信

THE PAGE

「中止か、無観客開催か、判断は難しい問題でしょう。11日までに新型コロナの拡大状況がどうなっているかという情勢に左右されるので準備のできるギリギリまで結論を引っ張るという高野連の考えは理解できます。ただ高校野球は、本来、興行ではなく、学校の部活動のひとつです。政府が、突然、休校やイベント自粛を要請した手法に問題はあるにしても、全国の小中高へ休校が要請され、部活の多くが中止になっている状況で、その部活の全国大会であるセンバツだけが行われることに矛盾はあります。また高野連は宿舎での予防に最善を尽くすとは言っていますが、全国からたくさんの選手、関係者が移動し、宿舎に集団で集まることにリスクはあります。私の経験からすればファンだけでなく、いろんな関係者が宿舎には寄ってきますから。選手の気持ちも痛いほどわかります。無観客であっても甲子園の土を踏みしめたいでしょう。ただ、今の状況を考慮すると、この国の甲子園至上主義を考え直す、ひとつの機会としても、11日の段階で新型コロナが収束に向かっていないのであれば、中止にすべきだという意見です」

 出場校の中には21世紀枠の帯広農(北海道)、磐城(福島)、平田(島根)の3校だけでなく、優勝候補の明石商業や倉敷商など公立高校が7つある。公立高校は、3月2、3日から春休みに入るまでの休校が要請されるなど厳しい状況に置かれている。また私立校も練習試合や遠征が中止になるなど通常の状況にはない。

 政府の方針で休校が要請された状況で、部活の頂点を決める大会が開催されていいのか、という議論はあるだろう。もし11日の段階で政府がイベント自粛要請の延長を決めたとすれば、なおさら、中止の声が強まるのかもしれない。

 一方、ユニークな評論で、ユーチューバーとしても大人気の元千葉ロッテの里崎智也氏は、「無観客開催でいい。中止の選択肢はありえない。なんなら自己責任の自由参加でお客さんを入れてもいいのでは」という大胆な主張を展開した。

「やるのは必然でしょう。選手は無観客でも甲子園で試合をしたいと願っていると思います。全国大会ですよ。最大限の注意を払って無観客で開催するのであれば、そういう子供達の夢を応援してあげるのが大人の責任だと思う。現在、プロ野球は感染予防に細心の注意を払いながらオープン戦を無観客で開催していますが、大きな問題は起きていません。公共交通機関を使って全国を遠征で飛び回り、巨人などは非常事態宣言の出ている北海道に乗り込んで、日ハムと屋内の札幌ドームで試合をしました。それでも大丈夫でした。それがいい例でしょう。それでも、学校、父兄、選手らに不安の声のある学校があるのであれば、出場を辞退すればいい問題。僕は、むしろ普通にお客さんを入れて開催してもいいとさえ思っています。ただし”自己責任ですよ。来たい人は、今の状況を理解した上で来て下さい”という形で」

 里崎氏は、無観客開催に問題がないことは、すでにプロ野球がオープン戦で証明しているという。また高野連が出場32校に無観客開催での出場の意思を確認したところ辞退を申し入れている学校はない。

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最終更新:3/5(木) 8:32
THE PAGE

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