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無欲の教訓で15年ぶり新人開幕ローテへ 中日3位・岡野、2度のドラフト漏れで身に染みた最大の敵

3/6(金) 7:11配信

中日スポーツ

 無欲の投球で開幕ローテをつかむ。中日のドラフト3位・岡野祐一郎投手(25)=東芝=が5日、ナゴヤ球場での投手練習に参加。先発が予想される8日の楽天戦(静岡)に向けて調整した。チームでは2005年の中田賢一(現阪神)以来15年ぶりとなる新人の開幕ローテ入りも見えてきたが、右腕は欲をかかず、目の前の投球に集中する。

【写真】ドラフト2位新人が見せた神業プレー

 社会人出身のルーキーは、どこまでも落ち着いていた。先発が予想されるのは8日の楽天戦(静岡)。オープン戦も残り8試合となった中、ここでの先発が意味するのは、開幕ローテ候補に残っているということ。ビッグチャンス到来にも本人は静かにこう言った。

 「変に自分がローテーションとか考えても、いい方向へ行くか分からない。欲を出したらいい結果が出ない。もしそうなれたらうれしいですが、そういうのをあまり考えずにできたら」

 新人の開幕ローテは過去、1998年に明大からドラフト1位入団した川上憲伸が成し遂げている。その後、2005年には北九州市大から同2位入団の中田賢一が名を連ねた。それ以来、15年ぶりという抜てきになるが、欲は出さない。過去の野球人生の教訓からという。

 「大学の時にしろ社会人の時にしろ、プロに行きたいと欲を出してうまくいかなかった。社会人2年目にプロのスカウトの方が見に来てくださったのですが、そんな時に変なボールが行って、良くない結果が出て(指名から)漏れた」

 無念を乗り越え、生み出したのが今の姿勢だ。「そういうのをなくして一人一人に大切にやろうと頑張った結果、いい評価をしてもらえて(プロに)選んでもらえたのでは」。見据えるのは先で出なく、目の前の敵と考えている。

最終更新:3/6(金) 7:11
中日スポーツ

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