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見づらい標識、無謀運転の一因に 事故の4~6割はジャンクションで発生

3/7(土) 12:11配信

The Telegraph

【記者:Mike Wright】
 英国のドライバーたちは見づらい標識のせいで無謀な運転をさせられていると、独立系の交通監視団体トランスポート・フォーカスが警告した。

 同団体が先月公開した新しいオンラインツール「ソート・マイ・サイン(標識を直して)」は、ドライバーが高速道路や幹線道路で問題のある標識をピンポイントで報告できる初のデータベースだ。集まったデータは英高速道路管理局「ハイウエー・イングランド」に対し、ドライバーを惑わす標識の修正を求めるロビー活動に利用される。

 現状では高速道路や幹線道路上で問題を発見した場合、ドライバーは電話かメールでハイウエー・イングランドに報告しなければならない。

 トランスポート・フォーカスは過去にもハイウエー・イングランドに対し、ドライバーの視界を良くするために標識のデザインを変えるよう求めたことがある。

 同団体のアンソニー・スミス代表は「われわれの調査によると、道路標識に書かれているジャンクション番号の現在の位置は、無謀な運転につながる恐れがあり、直せばそれを防げるだろう」と述べる。

 調査ではドライバーの17%が、ジャンクション番号が分かりにくかったために「危険を引き起こす可能性のある運転」をしたことがあると認めた。また29%が、番号を認識できずにジャンクションを通り過ぎてしまったことがあると答えた。

 同団体によると、交通事故のうち約40~60%はジャンクションで発生するという。

 標識を見落とした主な原因については、ドライバーの74%がより大きな車両が内側のレーンを走っていたためと答え、47%が植物が育ちすぎていたため、36%が標識そのものが傷ついていたりすり切れていたりしたため、29%が標識の照明が不十分だったためと回答した。

 ドライバーは新ツール「ソート・マイ・サイン」のウェブサイトにあるオンラインマップで、問題のある標識の位置を指摘することができる。スミス氏は「基準に達していない標識や情報についてドライバーの意見を聞きたい」と説明し、「英国には世界の中でも安全な道路があるのに、壊れていたり分かりにくかったりする標識が多すぎる」と述べた。【翻訳編集】AFPBB News

「テレグラフ」とは:
1855年に創刊された「デーリー・テレグラフ」は英国を代表する朝刊紙で、1994年にはそのオンライン版「テレグラフ」を立ち上げました。 「UK Consumer Website of the Year」、「Digital Publisher of the Year」、「National Newspaper of the Year」、「Columnist of the Year」など、多くの受賞歴があります。

最終更新:3/7(土) 12:11
The Telegraph

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