ここから本文です

【わりかん保険】誰かがガンになったら「割り勘」で助ける日本初のP2P保険 メリット・デメリットを解説

3/9(月) 20:00配信

マネーの達人

2020年1月28日、日本初のP2P保険である「わりかん がん保険」が、発売されました。

しかしP2P保険はまだ世間に浸透していないため、仕組みや民間の保険との違いがわからない人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「わりかん がん保険」について解説していきたいと思います。

「わりかん がん保険」とは

「わりかん がん保険」とは、契約者同士でリスクをわけあうP2P保険です。

もともとP2Pは、端末同士が特定のサーバーを介さずに直接通信することを意味しますが、現在では利用する人々を直接つなぐ仕組み自体を指すこともあります。

仕組みはとても簡単です。

契約者の中からがんと診断された人が出た場合に、その他の契約者全員がわりかんで保険金を支払う
というものです。

そのため、保険金を請求した人の数によって保険料額が変動し、月内で誰もがんにかからなければ0円となります。

「わりかん がん保険」に加入するときは、通常のがん保険と同様に健康状態を告知しなければなりません。

内容は「はい」か「いいえ」で答えられるもので、項目は合計7つです。

■保障内容と保険料
保障内容は、がんと診断された場合の診断給付金80万円のみとシンプルです。

保険料は、請求された保険金額と管理費用を足した金額を、保険金を請求しなかった人の数で割って求めます。

また管理費用は、以下のように加入者が多くなるほど割合が低下する仕組みです。

1万人未満:35%
1万人~2万人未満:30%

2万人以上:25%

■保険料の試算
仮に、「わりかん がん保険」の契約者が2万人いて、そのうち4人ががんと診断され、

80万円 × 4人 = 240万円
の保険金を支払った場合の保険料を考えてみましょう。

契約者が2万人の場合は、管理費用は、

240万円 × 25% = 60万円
ですので、1人当たりの保険料は以下のようになります。

保険料 = (支払保険金額 + 管理費用) / (契約者 - 保険金を請求した人数)
= (240万円 + 60万円) / (2万人 - 4人)

= 300万円 / 1万9996人

= 約150円

「わりかん がん保険」に契約できる人の年齢は20~74歳までで、以下のように年齢に応じて、保険料の上限額が決められています。

20~39歳:500円
40~54歳:990円

55~74歳:3190円

また、保険料は後払いとなります。

1/2ページ

最終更新:3/9(月) 20:00
マネーの達人

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事