『Tomorrow is Today: Farming the Possible Fields』 地域に溶け込む〈UMA / design farm〉のデザインを一挙に公開/東京
■暮らしに溶け込んだデザインは、いかにして生まれたのか?
2020年3月28日(土)まで、東京・新橋の〈クリエイションギャラリー G8〉にて〈UMA / design farm〉展『Tomorrow is Today: Farming the Possible Fields』が開催中です。
【写真で見る】展示会場の様子
UMA / design farmは、原田祐馬さんにより2007年に設立された、大阪を拠点とするデザインスタジオ。
その仕事はグラフィックにとどまらず、建築家や編集者と協働し、地域とその場に介在しながら図書館や学校、障害者福祉施設などの仕組みづくりからサイン計画までを手掛けてきました。
彼らが手がけるのは、当事者と「ともに考え、ともにつくるデザイン」。本展では、そのプロジェクトにどんな人たちが関わり、何を思い、ともににつくりあげたのか、その言葉や関係性、デザインプロセス、そこで紡がれた物語を交えて展示します。
たとえば、奈良県奈良市の福祉施設たんぽぽの家と障害のある人たちの仕事づくりを行う〈Good Job! Project〉、大津湖岸なぎさ公園サインデザインのプロセス、UR都市機構での鳥飼野々2丁目団地などの色彩計画では、デザインがどのように地域の人々の暮らしの一部になっているのかを紹介します。
本展の開催にあたり、原田さんは次のような言葉を寄せています。
「いろいろ凝り固まってるから、横串で刺して、ガラガラポンしてほしい!原田くんならできるやろ、頼むで。――数年前、とあるプロジェクトの打ち合わせで、約50年続く奈良の福祉施設〈たんぽぽの家〉の理事長・播磨靖夫さんから言われた言葉です」
「一見なぞなぞのようなこの言葉は、今では、UMA / design farm の道しるべになっています。“ともに考え、ともにつくる”を大切に。気づかぬうちに当たり前と思い込んでいる前提や偏見に対し、多元的な視点で向き合い、ときに笑い飛ばし、ときに議論を重ねながら、明日へつながるプロジェクトを育んでいます。『Tomorrow is Today: Farming the Possible Fields』では、“明日をつくる今日”を全力で生きる僕たちが、さまざまな仲間たちと試行錯誤し、挑戦を続けるプロジェクトを紹介しています。ちゃんとガラガラポンできていたら幸いです」
対話を重ね、循環と可能性を生み出す仕組みを提案しつづけているUMA / design farm。彼らの仕事を一挙に見られる、貴重な機会となりそうです。
information
Tomorrow is Today: Farming the Possible Fields
会期:2020年2月25日(火)~3月28日(土)
会場:クリエイションギャラリー G8
住所:東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
時間:11:00~19:00
休館日:日曜・祝日
TEL:03-6835-2260
主催:クリエイションギャラリーG8
writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
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最終更新:3/9(月) 14:39
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