V1昇格を最後まで諦めない―。新型コロナウイルス感染拡大を理由に、来季V1リーグ入れ替え戦(14、15日、1部VC長野戦)中止の発表を受けて、V2のヴォレアス北海道が10日、旭川市内で記者会見を行った。9日に延期開催の要望書をリーグへ提出。中止決定に至ったプロセスに不透明感を感じている池田憲士郎社長(33)は、25日に予定されているVリーグ理事会で議題として挙げるよう、働きかけを続けていく。
【写真】スパイクを決めるヴォレアスの古田
9日に上京し、10日午前中に東京から戻ったばかりの池田社長が会見に臨んだ。午後2時から始まった会見の時点でリーグからの返答はなし。「私たちは諦めません」と語気を強めた。
6日に入れ替え戦中止の通告が突然あった。「詳細の説明がなく、われわれに中止の通達があり驚いた」。「話し合いましょう」というヴォレアス側からの要請に、リーグ側は発表することをやめた。しかし、週末を挟んだ9日、池田社長が直接交渉へ上京している途中に、無情にもホームページ上で中止が発表された。
この日は鷹栖町総合体育館で通常通り練習を行った。エド・クライン監督(38)は「私たちは戦う者で集まっているクラブです。試合すらしていないのに負けてしまった」と失望感でいっぱいだ。さらに出身の欧州を引き合いに出し、「他の国では試合延期はあるが、中止は一切無い。もっとうまくできる」と、きっぱり。Vリーグの現状に不信感をにじませた。
チーム創設以来の中心選手、古田史郎主将(32)は「まだ正直、心の整理がついていません。どこに向かっていけばいいのか」と困惑気味。ただ、選手としては「ここからはい上がっていくだけ。そこにどうフォーカスするか」と事態の好転を祈るだけだ。 (西川薫)
最終更新:3/10(火) 22:26
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