現場で奮闘する人たちの姿を通して、さまざまな経済ニュースの裏側を伝えるドキュメンタリー。今回は、未だ終息の見通しが立たない新型コロナウイルスに対峙する日本企業を取り上げる。企業活動や市民生活に大きな影響が出始めた中、見えない敵の脅威に挑む日本企業の対策とは?
連日感染拡大が報じられる新型コロナウイルス。株式市場の下落や臨時休校の実施など、企業活動や市民生活にも大きな影響が出始めている。国難とも言える状況下で「ウイルス対策」に独自の強みを持つベンチャー企業が動き出していた。
大阪大学発のベンチャー企業「ビズジーン」は、簡易検査キットの開発を進めている。2年前に会社を立ち上げた開發邦宏さんは、神戸大学大学院で遺伝子を学び、博士号を取得。イギリスの名門・オックスフォード大学で、ウイルスの遺伝子を検出する研究に携わり、これまでデング熱の簡易検査キットなどを手掛けてきた。
今回もすでに新型コロナウイルスの遺伝子の解析も進めている。デング熱検査キットの知見を活かし、すでに武漢の新型コロナウイルス感染者のDNA解析を終了。そして、一般のクリニックでも検査ができるような簡易検査キットの試作品を完成させた。
現在、新型コロナウイルスの検査で主流となっているPCR法は専用の高価な機械が必要で、診断にも時間がかかる。一方、簡易検査キットはわずか15分で費用も1500円ほど。しかし実用化にはある課題が...。検査キットの精度を上げるには「ウイルスの分与」が必要だが、厚生労働省と国立感染症研究所が管理・管轄している新型コロナウイルスは、一定レベルの基準を満たした施設がなければ入手できない。検査キットを世の中に送り出すためには、厚生労働省の承認・認可など高いハードルがあるのだ。開發さんは厚生労働省に検査キットを持ち込んでの検証を依頼するが...。
一方、京都では、意外な動物を使った世界初のプロジェクトが始まっていた。京都府立大学の塚本康浩教授は、ダチョウを使った感染症研究の第一人者。
最終更新:3/10(火) 21:54
テレ東プラス

































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