日本ハムの吉田輝星投手(19)が11日、2軍施設の千葉・鎌ケ谷で練習に参加した。日本に甚大な被害をもたらした東日本大震災から9年がたった。吉田輝自身も当時、強い揺れを経験した。秋田出身のプロ野球選手として、東北に元気と勇気を届けることを改めて誓った日となった。
何年たっても忘れることはできない。忘れてはいけない。震災発生時、小学4年だった吉田輝は「怖かったです。忘れないですね」と当時を振り返った。つらい記憶の中でも鮮明に覚えているのは、2013年の楽天のリーグ優勝だ。スポーツの持つ力を実感した。
被災地では、まだ日常生活を取り戻せていない人々がたくさんいる。「やっぱりプロ野球の力はでかいと思う。明るいニュース、期待以上のプレーができたら喜んでくれると思う。盛り上げていきたい」。勇気と元気を与える立場となった今、プロ野球選手としての使命を改めて感じている。
昨季、東北地方で試合を行った際には、多くの人から声をかけてもらったという。「まだ東北、秋田も背負えていないが、今年は背負っていきたい」。故郷に希望を届ける大投手になってみせる。2年目右腕が誓った。 (中田和樹)
最終更新:3/11(水) 22:21
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