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介護や入院中に知っていれば「得する一言」 実際のエピソードを3つ紹介

3/11(水) 11:07配信

マネーの達人

介護はいつ始まるかわかりません。

「自分の親はまだ若いから大丈夫」と思っていても、道で転び、足をケガして入院することもあります。

足が治り自分で身の回りのことができるようになるまでは人の手を借りる、つまり介護が必要になるのです。

介護は、短い期間でもそれなりのお金がかかります。

しかも、お金を払って介護が終わってから

「あのときはそんなこと知らなかったからお金払っちゃった」
ということがとても多いようです。

今回は、筆者の周囲で実際にあった「あのときの一言で得した」または「あのとき何も言わなかったから損した」というエピソードをもとに「得する一言」を紹介します。

「個室は希望していません」の一言で差額ベッド代が得に

筆者の友人の親が、ある日腹痛を訴えて入院することになりました。

緊急手術が必要なほど大きな病気だったので、入院も長期になることは予測できました。

一般的に医療費は長期になればなるほどかさみます。

しかし友人は、例え入院が長期になっても、健康保険や高額医療費制度を使えば、さほど負担にならないだろうと考えていたのです。

手術も無事に終わり、友人が入院の手続きをしていると、病院の事務担当者がやってきて

「大部屋は満室のため個室になります。個室は差額ベッド代が1日約1万円になりますので、ここにサインしてください。」
と言いました。

友人は「差額ベッド代は高額医療費制度の対象外」ということは知っていました。

つまり、1日1万円はそのまま自己負担になり、月に約30万円を支払うことになるのです。

友人は「月30万円は支払えない」と思いつつも、手術直後の親を連れて帰るわけにもいかず、書類にサインをしました。

友人は、帰宅後すぐに介護関係の仕事をしている妹に相談をしました。

すると妹はすぐにサインを促した事務担当者に電話をして、きっぱりと「個室は希望していません」と伝えたのです。

すると、すぐに事務担当者から友人に電話がきて「個室の差額は支払わなくてかまいません」と言われました。

実は、個室の差額ベッド代は「入院する側が個室を希望した場合に支払う義務が発生」します。

今回の場合は、「満室」という病院側の都合で個室に入るため、支払う義務はありません。

しかし、友人は病院側の説明を受けて個室に入る書類にサインをしてしまいました。

病院によっては、書類にサインをしてしまうと「個室の差額ベッド代支払いの了承を得た」ということになり、あとから何を言っても聞き入れてもらえない可能性もあります。

書類にサインをするときには、しっかりと内容を確認し、不明点があるときには知識のある人に相談をしてから納得の上でサインをするようにしましょう。

また、差額ベッド代について医師や看護師にクレームを言ったり、相談したりする人がいますが、料金についての相談は事務担当者と行います。

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最終更新:3/11(水) 11:07
マネーの達人

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