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【中国】湖北が企業活動再開を一部許可、武漢でも

3/12(木) 11:31配信

NNA

 湖北省政府は11日、新型コロナウイルスの影響で操業を停止させていた企業の再開を一部認めると通知した。地域ごとに防疫措置を差別化し、再開の条件を定めた。感染が最も深刻な武漢市でも、防疫や公共インフラなどの業種に加え、世界的なサプライチェーンに影響のある企業の再開を優先的に進める。

 武漢で再開が認められたのは、◇防疫に必要な医療機器、検査・測定設備、医薬品、防護用品、消毒用品の生産やこれらの原材料、部品を手掛ける企業◇水や電気、ガス、通信、医療廃棄物処理などの公共インフラ企業◇野菜・果物、食品・油・肉類や水産品の生産・加工・販売、スーパーマーケット、マタニティー用品販売、農産品卸売、宅配、電子商取引(EC)、出前など市民生活に直結する企業◇種や苗、養殖、飼料などを手掛ける農業――。これに加え、中国国内や世界で供給に影響力がある企業についても、必要な防疫措置をとった上で認可を取得すれば再開を認める。春節(旧正月)連休中も稼働を続けていた企業も引き続き生産を許可する。

 このほかの企業の生産再開は21日以降に再延期する。

 武漢以外で感染リスクが「高」に指定されている地域では、防疫や公共インフラ、生活関連、農業に加え、民生サービス、金融・保険、港湾・貨物ターミナル、重要なサプライチェーン、国家が指定する重点分野の各企業についても段階的に再開を認めた。

 中リスク地域では上述の企業のほか、工業や室外作業を中心とする建設業、法律・会計、ソフトウエア・情報サービスなどの企業も再開可能とした。低リスク地域では全面的な再開を認めるが、人が集中しやすく閉鎖的な環境に置かれる映画館やマージャン施設、ゲームセンター、バー、カラオケ、大衆浴場、ジムなどは防疫措置が解除されるまで営業再開を認めないとした。

 ■移動制限は継続

 湖北や武漢を出入りする道路の交通制限は継続する。武漢を除く地域では、専用の列車やバス、航空機を用意し省外にとどまる従業員の帰還を支援する。

 一方、大学や小中高校、幼稚園などの各教育機関は引き続き臨時休校、休園とし、具体的な再開時期は感染状況や専門家の評価によって決定するとした。

最終更新:3/27(金) 16:15
NNA

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