東日本大震災から9年となる3月11日、ロッテのドラフト1位ルーキー・佐々木朗希投手(18)が報道陣の取材に応じ、震災への思いを語った。
【画像】一斉休校の野球少年たちにメッセージ
佐々木は岩手県陸前高田市に住んでいた小学校3年生(9歳)の時に被災。佐々木は高台に避難し無事だったものの、父親(享年37)と祖父母が津波に流され亡くなった。自宅も流されたため、避難生活を余儀なくされた。始めたばかりの野球もできない。平穏な日常を一瞬で失った。
「今あることは当たり前じゃない。今という時間を昔よりも大切にするようになった。亡くなった人たちの分も一生懸命生きていかなくてはいけないと思う」「色んなことを学びました。今あるものが一瞬にしてなくなり、たくさんのものを失って改めて気づいたことがたくさんある。後悔しないように生きたい」と震災への思いを語った。
震災から9年、プロ野球選手として3月11日を迎えた佐々木。癒えない傷もある中、「立場が変わってこれから僕が発信しなければいけない」と風化させないためにも自分から発信していくことを選んだ。
そして、亡き父へ「活躍しているところを見せたい」と決意を新たにし、日本ハムとの試合前に犠牲者に黙とうを捧げた。
一方、震災で学校に行きたくても行けなかった、野球の練習をしたくてもできなかった佐々木は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため全国一律で臨時休校や部活動の休止が続く中、子供向けのトレーニング動画『佐々木朗希も実践している家でもできる簡単トレーニング』を3月10日から5日間に渡って球団公式Youtubeで公開している。
この企画は、自宅待機を強いられている野球少年たちに「こういった時間をテレビやスマホで見て学ぶことにも使ってほしい」という思いから実現した。
動画では家でも簡単にできる1分程度のスクワットや体幹を鍛えるためのトレーニング方法が紹介されている。
「時間を有効に活用して、今できることを見つけて、自分のために使ってほしいと思います。子供たちに実はちょっとしたトレーニングは家でもできると分かってもらえるきっかけになれば」とコメントした18歳。新型コロナウイルスの終息、被災地の復興を誰よりも強く願っている。
(フジテレビ・加藤忍)
fnn prime編集部
最終更新:3/12(木) 12:28
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