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平塚らいてうさんの言葉にいつも奮い立たされて……。25歳のフェミニストが思うこと

3/13(金) 10:44配信

ハフポスト日本版

6年間女子校に通っていた私は、社会に出て初めて「女性」であることを認識することになったーーー。

社会をうまく行き抜くために、ハラスメントや痴漢には黙ってきた。でも、私は今「フェミニスト」であることを隠したりしない。

25歳のフェミニスト・ようみさんがハフポスト日本版に寄稿しました。

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いつのまにか、私は“女性”になっていた

「元始、女性は太陽であった。」   ― 平塚らいてう女史

いつも私を奮い立たせてくれる言葉の一つです。



私は中高6年間の女子校生活を通じて、女性がリーダーになることが当たり前、力仕事でもなんでも協力して工夫してやることが当たり前、怒りを表に出すのも普通(もちろんそこからの仲直りは大事ですが)、と思って育ってきました。そのような環境では、“女性”という性別に生まれたことをさほど気にせず、私は私のままで過ごすことができていました。

そのため高校を卒業し、女性だけでない社会に出たときのカルチャーショックは大きかったです。多くの場面でリーダーになるのは男性。飲み会で食べ物など取り分けるのは女性。上から下まで見定められるような視線を浴びたことも数え切れません。自分の身体についてあからさまに性的な言葉をかけられます。

自分も社会に流されるまま、思春期にさほど気にしなかった性別を意識し、“女性”だと認識するようになったのだと思います。

セクハラワードを言われても聞かなかったふりをすることができるようになってしまった。痴漢にあっても何も言えなくなった。むしろ「何か言ったら学校に遅れてしまうから…」と自らなかったことにしてしまう……。男性に好かれる女性になろうと振る舞うこともできるようになってしまいました。自分のHP(ヒットポイント)はすり減っていけど、社会で生きていく上では仕方がないのだと思っていました。

25歳の私ですらこう思うのだから、先輩方の経験はどれほど大変な思いをしてきたことか……。そしてこれからもまだまだこんな社会で生きていくのかと思うと、心が氷水に浸かっていくかのような想いです。

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最終更新:3/13(金) 10:44
ハフポスト日本版

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