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「箏の魅力多くの人に」 原町高3年 山口紗季さん 東京芸大合格

3/14(土) 10:02配信

福島民報

 南相馬市の原町高三年の山口紗季さん(18)は十二日、東京芸大音楽学部邦楽科に合格した。箏曲(生田流)を本格的に学ぶ。「箏の魅力を多くの人に感じてほしい」と願う。

 福島市出身の箏曲奏者遠藤千晶さんの演奏に魅せられ、二歳で習い始めた。遠藤さんが会主を務める「箏曲宮城社妙祐会」に所属し、福島市や東京都で月三回ほど稽古に励んでいる。「千晶さんは何でも優しく教えてくれる」。師匠を母親のように慕う。

 東日本大震災の津波で南相馬市小高区の自宅に津波が押し寄せた。二階に避難し、間一髪で助かった。その後は会津地方などで避難生活を送った。箏曲を忘れる日はなかった。高校では箏曲部に入り腕を磨いてきた。

 箏曲奏者として大観衆の前で演奏する日を夢見る。「箏が織りなす美しい音色が好き。日本の古典を伝承したい」。これからも箏曲を愛していく。

最終更新:3/14(土) 10:02
福島民報

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