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【医師に聞く】アトピー治療においてステロイド剤の有効性は? それ以外の治療ってどうなの?

3/14(土) 10:02配信

Medical DOC

アトピー性皮膚炎の治療で意見を分けるのが「ステロイド剤の使用」だ。反対派のなかには、感染症リスクを問う声も少なくない。仮にステロイド剤を使わないとしたら、どのような治療方法があるのか。本当にステロイド剤は危険なのか。最新事情を「よこはま にしかげ小児科・アレルギー科」の西影京子先生に伺った。

[この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]

【この記事の監修医師】
西影 京子先生(よこはま にしかげ小児科・アレルギー科 院長)
関西医科大学卒業。医学博士。2018年、横浜駅近くに「よこはま にしかげ小児科・アレルギー科」開院。薬だけに頼らない治療、病気になりにくい体づくりを心がけている。日本小児科学会認定小児科専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医。日本小児アレルギー学会、日本小児皮膚科学会、日本免疫学会、日本臨床環境医学会、EAACI(European Academy of Allergy & Clinical Immunology:ヨーロッパアレルギー学会)、日本抗加齢医学会の各所属。アトピーに関する著書多数。

アトピーに有効とされる注射薬が登場

編集部:
ステロイド剤以外で、アトピー性皮膚炎に有効なお薬って、あるのでしょうか?

西影先生:
じつは昨年、「デュピクセント」というアトピー性皮膚炎治療薬の認可が下りました。肌の炎症を起こす刺激物質に反応しづらくなる注射薬です。保険の適用も可能です。

編集部:
問い合わせが多そうですね?

西影先生:
電話による問い合わせが1日に1本くらいあるものの、当院では扱っていません。承認されて間もないので、まだ評価が定まっていないからです。

編集部:
先生の医院で、ステロイド剤以外の治療はおこなっているのですか?

西影先生:
まずは原因をみつけることです。原因に対処できれば皮膚炎もずっとよくなります。腸内環境をよくするための食事指導もします。その上でステロイドの塗り薬です。痒みがきつい時は抗ヒスタミン薬も処方しますが、長期の処方は避けたいですね。

編集部:
長期の処方を避けたい理由はなんでしょうか?

西影先生:
ヒスタミンは脳内で神経伝達物質として働き脳を覚醒させています。抗ヒスタミン薬はこれを抑えるわけですから、怖いですよね。もっとも最近のお薬は脳へ入っていかないよう工夫されているのでそれほど心配しなくてもよいですが、小さなお子様への長期処方はしたくないですね。原因を見つけて対処することで、塗り薬も飲み薬も使用期間を短くできます。

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最終更新:3/14(土) 10:02
Medical DOC

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