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コスト控除後で円建て年1%程度めざす「HSBCグローバル・ターゲット利回り債券ファンド」が設定へ

3/16(月) 19:25配信

モーニングスター

 HSBC投信は3月31日、限定追加型のヘッジ付き外債投信「HSBCグローバル・ターゲット利回り債券ファンド2020-03(限定追加型)」を設定し、運用を開始する。販売は、みずほ銀行、千葉銀行、クレディ・スイス証券。ドル建て社債に投資をし、信託報酬等の控除後で年1%の利回りの獲得をめざすファンドで、同様の投資手法のファンドは過去3年で約4300億円の設定実績がある人気商品だという。同ファンドの運用の特徴などについて、HSBC投信の取締役投信営業本部長の坂本昌隆氏(写真)に聞いた。

 ――ファンドの運用の仕組みは?

 世界のドル建て社債市場の中から、投資魅力の高い債券を抽出し、運用期間の4年間を通じて円ベースで年利回り1%程度の獲得を目指します。投資対象債券は、信用格付けでシングルBマイナス以上の債券とします。信託期間は、2024年4月30日までの約4年間です。当初の申し込み期間は3月30日までですが、設定後でも4月24日までは時価で申し込みが可能です。

 具体的には、世界のドル建て社債の市場から、24年4月30日までに満期を迎える債券をピックアップし、100銘柄程度でポートフォリオを組みます。投資する債券は、原則として満期償還まで保有します。また、為替は運用期間である4年間で一括ヘッジを行いますので、償還までのヘッジコストが確定します。これによって、ポートフォリオを組む時点で、満期保有した際の利回りがおおむね確定します。

 たとえば、20年1月10日時点で、モデルポートフォリオを作ると、平均残存期間3.75年で平均最終利回りが4.05%のポートフォリオが組めました。この水準の利回りが獲得できると、信託報酬(税込み年0.968%)と為替ヘッジコスト(米ドル円、4年)の1.98%を考慮しても実質の平均最終利回りは円ベースで約1%を獲得できます。

 その後、債券市場は新型コロナ・ウイルス問題で価格の下落局面となったため、3月に入ってから同様の利回りが期待できるポートフォリオを作ると、平均格付けBBBの社債で同程度の利回りを獲得することができました。1月10日時点では組み入れ銘柄の平均格付けはBBBマイナスだったことと比較すると、よりクオリティの高い銘柄群でポートフォリオを作ることができます。

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最終更新:3/16(月) 19:25
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