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厚労省が新型コロナの発生状況を周知するためにクラスターマップを作成

3/16(月) 16:46配信

サイエンスポータル

 厚生労働省が新型コロナウイルスの感染者集団「クラスター」の発生状況が一目で分かる「クラスターマップ」を作成し、ホームページで公開している。最初のマップは15日正午時点の発生状況。それによると、北海道、愛知県、大阪府など10都道府県の15カ所で発生している。

 厚労省によると、マップは東北大の押谷仁教授ら専門家の分析に基づいて作成した。感染者数が50人以上は赤、10人以上は青、5人以上は緑に色分けされている。15日現在では50人以上のクラスターはライブハウスを介して感染が広がった大阪府の1カ所。10人以上はライブバーや展示会・夕食会を介して広がった北海道、屋形船を介して広がった東京都など10カ所。5人以上はスポーツジムや福祉施設を介して感染が拡大した千葉県など4カ所。厚労省はクラスターの発生が確認された地域に「クラスター対策班」を派遣して対応している。

 新型コロナウイルスの拡大防止策を検討する政府の専門家会議は9日に「爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度は持ちこたえている。しかし警戒を緩めることはできない」とする見解を発表。(1)クラスターの早期発見・早期対応、(2)医療提供体制の強化、(3)市民の行動変容―の三つを柱とした戦略を当面の間、維持すべきとの見解を示している。この中でクラスターを早く見つけて対応することが重要、と強調。「密閉空間で換気が悪い」「手が届く距離に多くの人がいて密集している」「近い距離での会話がある」という条件がそろった場合に感染するリスクが高くなると改めて指摘し、3条件を満たす場所に行くことを極力避けるよう要請している。

最終更新:3/16(月) 16:46
サイエンスポータル

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