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障害者施設で虐待を受けた政治家がみる、植松聖被告の“死刑判決“の意味

3/16(月) 19:49配信

BuzzFeed Japan

神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で、元施設職員の植松聖被告が入所者19人を刺殺し、職員を含む26人に重軽傷を負わせた事件。横浜地裁は3月16日、植松被告に死刑判決を言い渡した。判決を受け、重度の身体障害がある参院議員2人(ともにれいわ新選組)が、コメントを出した。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】

木村英子議員と舩後靖彦議員が、それぞれのHP上でコメントを発表した。

生後8カ月の時の事故で脊髄を損傷し、車いす生活を送る木村議員は、今回の判決に対して「とても恐怖を感じます」との感想から始めた。

家族が介護できない場合、常に介護が必要な重度障害者は「施設しか生きていく場所がない」とし、自身も施設に預けられた過去を振り返った。

施設は「いじめや虐待が起こってもおかしくない」

施設や養護学校で、職員からのいじめや虐待を受けたといい、施設での生活を、こう綴った。

「職員の顔色をうかがいびくびくして過ごさなければならない牢獄のようで、ベットの上で天井を見つめる生活が一生続くと思っただけで心が死んでしまいそうな毎日でした」

「施設の生活は『好きな物を食べたい、外へ遊びに行きたい』そんなあたりまえの望みすら叶わない世界なのです。そこに長く入れられたら希望を失っていく人は沢山います」

「そしてそこの障がい者を介護している職員も初めは志をもって接していても、家族でさえ担いきれない介護なのに、限られた職員の人数で何十人もの障がい者をみなくてはならず、トイレ、食事、入浴と繰り返すだけの毎日の中で、体力的にも精神的にも疲弊し、いじめや虐待が起こってもおかしくない環境なのです」

そんな環境の中で、植松被告が障害者の殺害を「正義」と捉え、死刑を恐れない「使命感」に走ったことについて、「私は恐怖を感じずにはいられません」と心境を語った。

「私は今回の判決で植松被告が罰せられても、今の重度障がい者が隔離され施設しか行き場が無い現状が改善されない限り、第二、第三の植松被告が生まれてくると思います」

「障がい者と健常者が分けられ同じ社会で生きにくくされている事の弊害が、残虐な事件を起こした植松被告を生み出してしまった原因だと私は思えてなりません」

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最終更新:3/16(月) 20:44
BuzzFeed Japan

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