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新型コロナショックに襲われた全米のプロスポーツ…中止と延期で米国スポーツTV局は何を放送するのか?

3/16(月) 18:15配信

スポーツ報知

 新型コロナウイルス感染防止のため米大リーグ機構(MLB)、プロバスケットボールのNBA、北米アイスホッケーリーグのNHLなどメジャーなプロスポーツが揃って、今月予定されていた全試合を中止もしくは延期、あるいは数週間のシーズン開幕延期などを決めた。

 この発表はファンや選手、チーム関係者、スタジアム従事者に大きなショックを与えたが、影響はそれだけに止まっていない。各スポーツTV局は、その対応に追われている。

 アメリカで最も有名なスポーツTVケーブル局ESPNはESPN+、ENPN2、大学のスポーツ試合に特化したENPNUなど複数のスポーツ・チャンネルをもっているが、これだけ多くのメジャーな試合が突然中止されたことで、予定していた試合放送の枠をすべて変更しなければならなくなった。

 しかも中止される期間は1日や1週間だけではない。その変更作業は最低でもこれから数週間にわたり、それがいつまで続くかも不明だ。

 現状、ESPNでは日々、放送予定を更新し、新しいスケジュールが決まり次第ツイッターで発信しているが、前日に翌日の放送予定が発表される綱渡り状況にある。同局広報のジョシュ・クルールウィズ氏は本人名で随時更新情報を発信しているが、14日は「プログラミング・チームは放送予定の穴を埋めるために必死で働いています。アップデートが終了し次第、告知します」とツイートした。

 ESPNだけでなく、FOXスポーツ1、NBCSNなどスポーツ試合放送に特化した放送局には、キー局のように再放送できるオリジナル・ドラマ番組や映画などの代替コンテンツはない。そのため空いてしまった枠を過去の試合の再放送や、それを見て解説者たちがスタジオでコメントするような番組などで繋いでいる。

 15日(日本時間16日)のテレビガイドを見ると、ESPNやENPN2は明日の放送予定にもまだ「後日発表(To Be Announced)」と記載されている箇所があり、数日後の予定表に至っては複数箇所が「後日発表」という状況だ。

 Foxスポーツではボウリングの試合中継などが長い帯でスケジューリングされている。新型コロナウイルス拡散が収束し、スポーツの試合が再開されるまで、各テレビ局は日々スケジュールの更新に四苦八苦することになりそうだ。

 ちなみに、外出を制限された国ではオンラインの有料出会い系サイトやポルノサイト、アダルトグッズの売り上げが急上昇しており、業界大手ウーマナイザー社によると今年の予想売り上げは米国では75%超え、世界的には既に50%増だそうだ。(秋野 未知通信員)

報知新聞社

最終更新:3/16(月) 18:15
スポーツ報知

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