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KMバイオ、新生児検査事業を強化 新センター11月稼働へ

3/17(火) 13:07配信

熊本日日新聞

 医薬品製造販売のKMバイオロジクス(熊本市)は、赤ちゃんに生まれつきの病気がないかを調べる新生児マススクリーニング事業を強化する。同市北区の熊本事業所に新生児スクリーニングセンターを新築し、検査項目も拡充する。16日、現地で起工式を開いた。

 新生児マススクリーニングは、生後4~6日の赤ちゃんから血液を少量採取し、代謝異常など先天性疾患の有無を検査。早期の発見と治療につなげる。

 同社は、化学及血清療法研究所(化血研)時代の1977年に同事業を開始。熊本など九州3県の自治体から委託を受け、年間約7万人の検査実績がある。現在のセンターが老朽化し手狭になったため、移転新築する。

 新たなセンターは鉄骨平屋で床面積約860平方メートル。11月の稼働開始予定で、建設費は約3億3千万円。新たに治療法が見つかった疾患の検査手法を開発し、対象項目を広げるなどして、現在は年間約4億円の同事業の売上増を目指す。

 KMバイオは、血液製剤の不正製造が発覚した化血研の主要事業を引き継ぎ、明治グループや県内7社、県の出資で2018年に発足。新しい施設の建設は設立後初めて。

 永里敏秋社長は起工式で「新施設の稼働を機に体制を整え、赤ちゃんの成長に役立つ事業として展開していきたい」と述べた。(田上一平)

最終更新:3/17(火) 13:07
熊本日日新聞

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