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錦織圭は、2020年を復活の年にすることができるか、それとも……!?

3/17(火) 7:03配信

VICTORY

 錦織圭が、日本代表に帰って来た――。
 長年日本のエースとして活躍してきた錦織が、日本代表チームに合流するのは、2016年9月以来3年半ぶりのことだ。世界のトップ10で活躍していた錦織は、ワールドプロテニスATPツアーでの個人戦と、男子テニス国別対抗戦・デビスカップでの団体戦との両立を、ただでさえタイトなスケジュールの中では実現するのが厳しいため、デビスカップの参戦を辞退してきた。
 さらに、2019年5月下旬頃から、右ひじの痛みに悩まれていた錦織は、昨年10月22日に右ひじの内視鏡手術を実施。戦列を離れて日本でリハビリに励んでいたため、世界ランキングはトップ10から陥落し、ATPランキング31位(3月9日付け)まで落ちた。

■錦織の現在地

 錦織は、デビスカップの予選ラウンド「日本 vs. エクアドル」(3月6~7日、兵庫ブルボンビーンズドーム)を、復帰戦と定めて、リハビリと練習に励んで何とか代表入りまでこぎつけたが、試合にはエントリーされず、結局1試合も戦うことはなかった。リハビリは順調としながらも、試合に向けては準備不足の部分があることを否めなかった。
「だいぶひじの方は治っているけど、体調面がまだマックスではない。自分の体がもうちょっと鍛えられて、自信がついてから臨もうとは思っている。でも、ひじの痛みもないですし、もうちょっとだと思います」(錦織)

 錦織を日本代表に選抜しながらも、試合のエントリーを見送った理由を、デビスカップ日本代表の岩渕聡監督は次のように語る。
「彼(錦織)は、ずっとNTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)にいて、何とかデビスカップを復帰戦にしてもらいたいと見ていました。チームとして、もちろん錦織には出てほしいという気持ちがずっとありましたので。彼も一生懸命調整をしてくれたんですけど、やっぱり、ちょっとこの時期までには間に合わなかった。シングルスがきつかったら、ダブルスの可能性も話していたんですけど、最初から(試合のエントリーに)名前を入れるところまでにはやはりまだ来ていない。ただ、錦織がチームにいることは、いろんな意味で選手にいい影響があります。ずっと何カ月もリハビリをしている彼(錦織)本人にとっても、間近で他の選手のプレーを見ることがいいことだと思う。もちろんオリンピックのことも少しありますし、総合的に見て彼をチームに入れた」

 岩渕監督のコメントからもあるように、錦織のデビスカップ参戦は、7月下旬に控える東京オリンピックへ出場させるための思惑も含まれている。

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最終更新:3/17(火) 7:03
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