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【MLB】レイズがマイナー選手約250人に補助金約8.5万円ずつ配布 それでも「十分ではない」理由

3/17(火) 16:45配信

Full-Count

「レイズのようなスモールマーケットの球団でも資産価値は10億ドル超」

 MLBはシーズン開幕の更なる延期を決定した。最短2週間後とされた4月9日から、5月中旬以降までずれ込む見込みだ。と同時に傘下のマイナーリーグも試合が中止に。メジャーリーガーよりも年棒が圧倒的に低いマイナーリーガーたちにとっては“働き場”のないことが死活問題となっている。

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 野球選手を支援する団体「モア・ザン・ベースボール」は「レイズがスプリングトレーニング中断期間の費用を支援するため、マイナーリーガー全員に800ドル(約8万5000円)支払うと発表した。これは不安定な状況で健康と野球に注力したい多くの選手たちを助けることになる」とツイート。日頃から低賃金で働くとされるマイナーリーガーへの大きな補填となりそうだ。

 しかし、米メディア「NBCスポーツ」はこの行動について「これは間違いなく何もないよりは良いし、MLBの指示なしでレイズが行動したことは素晴らしいが、十分ではない」と指摘している。

 レイズは傘下に9チームあり、抱える選手数は250人程度と予想されるという。その場合、1人に800ドルを配っても支払額は20万ドル(約2130万円)だ。「レイズのようなスモールマーケットの球団でも資産価値は10億ドル(約1060億円)超とされており、昨年から始まったFOXとの15年間のTV契約では年間8700万ドル(約92億6000万円)が入るという。

「800ドルは助けになるが、ルームシェアをしていたとしても、1か月の家賃を支払えるくらいである」という。さらに光熱費、食費、インターネット費、交通費がかかるだけでなく、練習場所も閉鎖される中で状態の維持にも費用がかかる可能性は高い。

 これは道徳的な理由だけではない。アスレチックス傘下マイナーに所属するピーター・バイヤー投手はドアダッシュ(フードデリバリーサービス)のバイトを始めたとツイートしたが、多くのマイナーリーガーが生活のために不特定多数と接触するバイトを行う可能性があり、そうなれば、野球界でのパンデミックもありえるからだという。レイズだけでなく全球団が支援の拡大を急ぐべきだろう。

Full-Count編集部

最終更新:3/17(火) 16:45
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