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反響集めた「とるだけ育休」、名付け親が本当に伝えたかったこと 「一くくりは避けたかったけど……」

3/22(日) 7:02配信

withnews

【 #父親のモヤモヤ 】
育休を取得した父親の3人に1人は、1日の家事・育児時間が「2時間以下」で、夫が育休をとったことがない母親の5割は「父親に育休をとって欲しくない」と思っている――。母親のためのQ&Aアプリ「ママリ」を開発・運営するコネヒト(東京都)がこんなデータをまとめ、家事・育児をしない父親の育休を「とるだけ育休」と名付けました。「ママの悩みを聞き続けてきた」立場から見える男性育休の実態と課題、その解決策について、ママリの湯浅大資編集長に聞きました。(朝日新聞記者・小泉浩樹)

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調査で見えた二つの数字

――「とるだけ育休」という問題を1月下旬に記者会見をして指摘しました。どのようにこの問題に気づいたのですか。

ここ1年ぐらいで、男性の育休に対する社会的な熱量の高まりを感じていました。当初は良い流れだと考えていました。

しかし、ママリへの投稿を見ると、「別にうちの夫にとって欲しくないけど」といった声がちらほらみられて、どういうことなのかなと思ったのが元々のスタートです。男性育休が助けるはずのママたちはそんなに驚いていないというか、そんなに喜んでもいないところにずれがあるんじゃないかと思い調査をしました。

――調査をして見えてきたものは何ですか。

一つは数字になったということですね。3992人のママにインターネット調査をしました。このうち、夫が育休を取得した方は508人です。

肝になるのは二つだと思っていて、一つは別にとって欲しくないと思っている人たちが半分くらいいるということ。そして、とったパパたちの行動も必ずしもママが求めていたものではない、つまり家事・育児時間は2時間以下というのは、おそらくママたちの満足度が低かったのではないか。だからその二つの数字は、僕たちが思っていたよりもずれているなと思いました。社会は、男性の育休の過ごし方について、ちゃんと認識できているのか、議論をちゃんとできているのかに不安を感じました。

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最終更新:3/22(日) 7:02
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