オシニング、ニューヨーク州、3月19日(AP)― 1950年代に起きたソ連スパイ事件のローゼンバーグ夫妻から、60年代のマフィア最高幹部ラッキー・ルチーアーノ、さらに70年代にニューヨークを恐怖のどん底に陥れた「サムの息子」ことデービッド・バーコウィッツ等など、シンシン刑務所に収容された凶悪犯、極悪犯は数え切れない。
そんな最高度警備レベルの刑務所に、博物館を併設しようという計画がある。
通称「シンシン刑務所」は19世紀、ニューヨーク市から北へ48キロ、ハドソン川沿いのオシニングに建設された。建設当時の長さ約91メートルの独居房跡を、4500万ドル(約49億円)かけて博物館に改装しようというのがその計画だ。
しかし、アルカトラズ刑務所跡のように廃止された施設と異なり、今も1300人を収容するシンシン刑務所に博物館を併設すること自体ハードルが高かったこともあって、発想からすでに10年以上が経過している。
2025年に開館予定の博物館では、来館者は往時の独居房での生活や刑務所文化について知ることができる。
ちなみに、「シンシン」という呼び名は、石を積み上げて建設した当時の工法を指すネーティブアメリカンの「石の上に石」という意味だといわれている。
(日本語翻訳・編集 アフロ)
最終更新:3/19(木) 13:00
AP通信














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