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【医師に聞く】花粉症の治療は何科を受診したらいいの?

3/20(金) 10:01配信

Medical DOC

春の訪れと前後してやってくるのが、なかなかにやっかいな花粉症だ。厚生労働省の調べによると、日本人の有病率は2割以上とのこと。自覚症状の有無だけを問うなら、それ以上の割合となるだろう。そんな国民病ともいえる花粉症は、何科を受診すればいいのか。メディア歴も豊富な、水島耳鼻咽喉科の水島先生に答えていただいた。

[この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]

【この記事の監修医師】
水島 豪太先生(水島耳鼻咽喉科 副院長)
日本大学医学部卒業、東京医科歯科大学耳鼻咽喉科入局。同大学付属病院や一般医院勤務後、カリフォルニア大学サンディエゴ校へ留学。2016年、AGAヘアクリニック開院とともに、水島耳鼻咽喉科の副院長に就任。最新の知見・技術と地域特性を組み合わせた医療に努めている。耳鼻咽喉科専門医。日本耳鼻咽喉科学会、日本めまい平衡医学会、日本遠隔医療学会、日本再生医療学会、国際毛髪抗加齢医学学会などの各会員。

鼻の中をじかに調べているのは耳鼻科だけ

編集部:
まず、花粉症の治療は、どのような医院が扱っているのですか?

水島先生:
耳鼻咽喉科やアレルギー専門クリニックのほか、眼科、内科、お子さんの場合は小児科などが扱っています。

編集部:
いろいろあるんですね。そのうち、推奨したい科目は?

水島先生:
やはり、耳鼻咽喉科だと思います。花粉症の主な症状といえば、クシャミ・鼻水・鼻づまりに代表される鼻の症状でしょう。ところが、耳鼻科以外の医師は、原則として鼻の中についての「状態を診る」ことができません。患者さんへの問診から、間接的に診断を付けるしかないのです。

編集部:
「状態を診る」とは、具体的にどのようなことでしょう?

水島先生:
例えば、粘膜の腫れがどの程度なのか、鼻の中を目視して診断するということです。その程度により、お薬の処方も多岐に分かれます。また、季節の移り変わりによって、鼻の中の状態が変わってくる場合も考えられるでしょう。そうなると、処方する薬も変わってくるはずです。

編集部:
花粉症の薬って、1つではないんですね?

水島先生:
もちろんです。また、風邪と花粉症を同時に発症しているケースもあります。このとき、どちらかが快方に向かえば、もう、その薬は必要ないですよね。風邪はウイルスや細菌感染、花粉症はアレルギー。必要のない薬をのんでいても効果は望めません。

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最終更新:3/20(金) 10:01
Medical DOC

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