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リピーター続出! 簡単お味噌作り「手前みそ教室」が人と人の輪をつなぐ

3/20(金) 7:11配信

TOKYO FM+

吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。

3月14日(土)の放送では、山梨県甲府市で甲州みそを製造している「五味醤油」六代目の五味仁さんに、「手前みそ教室」についてお話を伺いました。

“手前味噌”という表現がありますが、自家製の味噌を作ることが一般的だったかつての時代、自分が作った味噌が美味しく作れたら、「手前(自分)どもの味噌は……」と謙遜しながらも自分で褒めていたんですね。つまり、手前味噌とは“自家製の味噌”という意味。

そんな、家庭の味の象徴とも言える“味噌作りの文化を残したい”との思いから、老舗のお味噌屋さんで「手前みそ教室」が開催されています。この教室を開いているのは、山梨県甲府市で甲州みそを製造している1868年創業の老舗「五味醤油」。

ここでおこなわれる教室は、“混ぜる”“こねて”“丸める”だけ。材料はすべて用意されているので、初心者でも気軽に参加できるのが嬉しいポイント。

誰でも簡単に美味しくできあがるので、リピーターも多く、毎回すぐに定員に達するほどの人気ぶりをみせています。

「毎回、教室の雰囲気がすごく良くて、人と人を繋げたり、和やかな雰囲気にしたりするのは、餅つきともすごく似ていて。みんなで食べ物を作ることって、DNAか何かに組み込まれている“落ち着く”という1つの部分じゃないかと思うんです」と実感を語る五味さん。

また、この教室では、甲州みそや米みそを作ることができます。甲州みそとは、米こうじと麦こうじを合わせて発酵させた山梨の“地味噌”です。五味醤油で作られる「甲州やまごみそ」は、戦後から変わらずに使っている木桶で仕込みをしているのが特徴。

木桶に住み着いた菌が味の決め手。昔ながらの製法で、半年以上の時間をかけて作られた無添加の味噌です。

「“食べ物ができるのを待つ”というのは、将来に向けて自分が気持ちよく生きる投資だ」と、五味さんは語ります。

「最終的にできあがった味噌が、人によって違ったり、置いておく場所でも味が違ったりするんですよね。できあがった後に、みんなで1個1個の違いを比べるのも楽しいと思います。作っている時間もいいし、待っている時間もいいなと思って活動しています」

(TOKYO FM「DUNLOP presents みらい図鑑」2020年3月14日(土)放送より)

最終更新:3/20(金) 7:11
TOKYO FM+

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