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新型コロナは「ブーマーリムーバー」? 若者が高齢者を揶揄 ポストコロナは“移動”の価値観に変化も

3/20(金) 7:11配信

AbemaTIMES

 新型コロナウイルスの感染拡大で、世界的に高齢者を中心に多くの犠牲者が出ている中、海外のネット上では「Boomer Remover(ブーマーリムーバー)」という言葉がトレンド入りした。「ブーマー」とは、1940年代に生まれたベビーブーム世代など高齢者を指す言葉だ。

【映像】コロナで“老害”除去!? 世界で物議

 「『ブーマー』は地球環境をダメにしている。で、地球がブーマーを殺すウイルスを作り出した。だからコロナは『ブーマーリムーバー』って命名すべき」

 つまり、“新型コロナウイルスは高齢者を除去する装置である”ということを意味している。日本でも迷惑をかける高齢者を「老害」と呼ぶ風潮があるが、ブーマーもこれと同じように使われている。

 世代間格差に直面する若者が高齢者を揶揄するこの言葉に対して、「いつかあなたも高齢者になるんだよ?自分の親や祖父母を考えてみなよ。自分の命をくれた人たちの死を望むってどんなメンタルなの?」「お願いだから他社の死を望まないで。高齢者が死んでその先に何があるかもわからないのに。こんな馬鹿げたことしていたらコロナには勝てない」と冷静な反論も相次いでいる。

 一方で、このウイルスによって“救われた命がある”という研究結果も発表された。米スタンフォード大のマーシャル・バーク准教授によると、中国では工場停止などによって大気汚染が改善し、5万~7万5000人の命が救われた可能性があるという。バーク准教授は「パンデミックのない中で隠されていた健康面の代償が、パンデミックのせいで目に見えるようになった」と指摘している。

 こうした“ポストコロナ”の世界について、『WIRED』日本版編集長の松島倫明氏は「イタリアでは外出禁止になって、運河の水がものすごくきれいになっている。観光客が来なかったり移動が極端に制限されることで地球の環境、CO2排出の面で変化が起きていて、僕らが忘れていた“本来の姿”が見えている皮肉な現実がある。グレタ・トゥーンベリがヨットで大西洋を横断し、“飛び恥”(飛行機を使うのは恥)というメッセージでもみんな止まらなかったのが、今コロナで飛行機を使わなくなっている」と話す。

 一方で、落ち込む経済、打撃を受けている観光業などの救済措置は考えるべきだとし、「『Zoom』でオンライン会議をするなど、移動しなくてもできる方向に社会の舵が切られている。わざわざ飛行機で世界の裏側まで行ってやることなのか、Zoomでできることじゃないのかといった“ガラガラポン”が今起きている」と指摘した。

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最終更新:3/20(金) 7:11
AbemaTIMES

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