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石黒賢、“伝説のドラマ”で織田裕二とW主演。ともに負けず嫌い、手もとしか映らないのに…

3/21(土) 7:30配信

テレ朝POST

高校3年生のときにドラマ『青が散る』(TBS系)で主演デビューして以降、つかこうへいさんに鍛えられ、数々のドラマ、映画に出演。田中邦衛さん、仲代達矢さん、緒形拳さんという偉大な名優たちと共演したことがきっかけで、俳優として生きていく決意を固めたという石黒賢さん。大学卒業後、本格的に俳優の道を歩み始めることに。

◆ともに負けず嫌い、手もとしか映らないのに…

-俳優として生きていく道を選んだことをお父様にはどのように?-

「父もやっぱり心配だったんでしょうね。『大学卒業したらお前どうするんだ?』って言われまして、『役者をやろうと思います』って言ったら、『ああ、そうか』って、ホッとしたのか、えらいことになっちゃったなと思ったのかわかりませんけど(笑)」

-お仕事のほうも順調で印象に残るドラマもいろいろありましたね。なかでも『振り返れば奴がいる』(フジテレビ系)は衝撃的でした-

僕も織田君も負けず嫌いで吹き替え嫌いだから、優秀な外科医の役でしたけど、手術で縫うシーンなんて、結局手もとしか映らないんだけど、縫合とかも全部、陰で練習して『自分でやる』って言ってやっていました。

-織田さんとW主演でしたけど、2人とも亡くなるという斬新な展開で-

「そう。僕はスキルス性胃がんという設定で。通常主人公というのは最終回の前ぐらいでそういうドラマチックな展開になるんだけど、監督が『賢ちゃん、来週がんになるから痩せて』って言うんですよ」

-いきなりですか?-

「そう。それでスタッフにダイエット方法を聞いてみたら、『ゆで卵の白身だけ食べる』とか、『1日にリンゴ1個だけ』とか、教えてくれたんですよ。それで、『結果はどうだった?』って聞いたら『やってません』って。女性は色々知識あるんだけど、誰もやってなかった(笑)。

それで結局、自分で考えて、こんにゃくをゆでたのを何もつけないで一つ。あと、豆腐を4分の1。割り箸で食べると1口で終わっちゃうから、つまようじで食べると20分位かかるんですよね。

そうすると、その20分の間に脳がだまされて、お腹(なか)がいっぱいになった気になるんですよ。豆腐4分の1でお腹がいっぱいになるわけないのにね(笑)。それで1週間やって5kg痩せました」

-もともとスマートな方が5kgというのはきついですよね-

「そうですね。でも何とか減ったんですよ。撮影も過酷でしたからね。痩せた1番の原因は睡眠不足だったと思います。

1日に2時間とか3時間しか寝られませんでしたから。そうなると、髪の毛はパサパサ、肌はガサガサ、イライラするけど、織田君と『イライラする設定だから、ちょうどいいね』なんて言いながらやっていました(笑)」

-バチバチの設定でしたものね-

「そうですね。視聴者の方々からも、『2人が近くでやり合うのがいいですね』って投書が多かったみたいで。あの頃は視聴者の方から届いた投書を編成部の人たちが『こんな意見が来ていました』って話し合っていましたから。

そうすると制作陣も、『ああ、このカットが面白いわけね』ってなって、監督もどんどんテストで僕と織田君の顔を近づけるんです。

『もっと寄れ、もっと寄れ』って。『近すぎて寄り目になっちゃいますよ』って言ったんだけど、『関係ない。横から撮ってるんだから寄り目になっても映らない』とか言われて(笑)」

『振り返れば奴がいる』で親友になったという織田さんとは、映画『ホワイトアウト』や『株価暴落』(WOWOW)、『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)など共演作も多い。

-そういう熱い思いが男性の視聴者も魅了したのでしょうね。後々まで語られる作品になりました-

「彼はすごく芝居に対して真面目な人なので、一緒に芝居をするのが楽しいんです。昔から現場でいきなりセリフ合わせをし始めたりするんですけど、僕はそんな彼に慣れていますからね。一緒にやるのは本当に楽しいですよ」

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最終更新:3/21(土) 7:30
テレ朝POST

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