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世界最大のスポーツクラブ FCバルセロナにも迫る経営圧迫の危機

3/21(土) 11:54配信

SPORT.es

10億ドル(約1,110億円)という最も高い収益を出すスポーツクラブが新型コロナウイルスによって金銭的に苦しめられている。

シーズン中止なら損失額836億円 セリエAが選手給与削減を提案

この危機は、FCバルセロナだけでなく、スペイン全クラブや世界中のクラブに影響を及ぼしている。このウイルスの影響を受けて経済活動が完全にストップしたことで、財務上の危機が多くのクラブを襲っている。

試合がないためにチケット収入がなくなり、ラ・リーガやチャンピオンズリーグの放映権も入ってこない。ショップも閉鎖されているためグッズ販売収入も見込めないなど、数多くの問題が起きており、多くのクラブが難局に直面している。

バルサも例外ではなく、この状況を受けて役員達がテレビ会議を行い、損失を最小限に抑えるための対処法が話し合われている。

今後の状況は不透明であり、シーズン終了までに大きな課題が山積み状態である。

クラブのCEOオスカル・グラウは、ラ・リーガが6月30日までに終わるのか、残りの試合が無観客で行われるのか、チャンピオンズリーグはどうなるのか、7月1日以降に試合が行われた場合はどうするのかなど、様々な不確定要素がある中で、複数の異なる会計シナリオを描いている。

年間予算の中で最も大きな割合を占めるのが、選手達の給与である。バルサの場合、70%が選手達の給与にあたる。つまり、シーズンの3分の2しかプレーされなければ、選手達の給与を払うための流動資産が足りなくなるという問題が生じる。

もし給与が支払われなければ、選手達はどうなるのか?ERTE(一時雇用規制ファイル)は、フットボールクラブにも適応されるのか?ラ・リーガのスタンスは?選手の給与削減は可能なのか?など、様々な疑問が浮上している。

■解決策
他のスペインクラブ同様にバルサもこの問題に対して動き出しており、判断を下す準備を進めている。全てのオプションが検討されているが、バルサは、その他のクラブと足並みを揃える必要があると考えている。

バルサの会長ジョゼップ・マリア・バルトメウは、23日(月)に重要な会議を控えており、初めにラ・リーガと、次に欧州クラブ協会(ECA)とUEFAと行う予定である。この会議の目的は、この危機的状況を欧州連盟と共同で対応策を練ることだ。

■クラブ公式発表
「この危機は、非常にネガティブなインパクトをフットボールやスポーツ業界に与えており、クラブは異なる状況に対して準備しなければならなくなっている。そのため、バルサの役員は状況を分析し、金銭的な損失を最小限にするために様々な対応策を検討している」と声明を出している。

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最終更新:3/21(土) 11:54
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