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不屈の三鉄 全線再開 台風禍から5カ月ぶり

3/21(土) 11:30配信

岩手日報

 昨年10月の台風19号豪雨で甚大な被害を受けた三陸鉄道(本社宮古市、中村一郎社長)は20日、全線で運行再開した。最後の不通区間となった釜石-陸中山田が復旧。5カ月ぶりにリアス線(163キロ)が一本につながり、沿線住民が喜びを分かち合った。

 山田町の陸中山田駅で記念列車出発式を行い、中村社長の運行再開宣言に続いて達増知事、佐藤信逸町長らがテープカットした。強風の影響で、当初予定していた釜石駅には向かわず、二つ先の岩手船越駅で折り返した。

 織笠駅では多くの住民が駆け付け、記念列車を迎えた。「避けて通れない自然災害 関係者の皆様に ご苦労さまでした」と自作のボードを掲げた同町織笠の菊地サカエさん(85)は「三鉄は何度も苦難を乗り越え、復活した。感謝して利用したい」と喜んだ。

 三鉄は昨年3月、JR山田線の一部移管を受け、大船渡・盛-久慈がリアス線として一本に結ばれたが、台風19号豪雨でのり面や線路が崩れるなど甚大な被害を受けた。22日には「復興の火」として、三鉄車両で東京五輪・パラリンピックの聖火を運ぶ。

最終更新:3/21(土) 14:51
岩手日報

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