東京・下落合といえば、静かな住宅街で知られる町ですが、この一角に世界初のクラフトコーラを製造する小さなコーラ専門メーカーがあります。その名は「伊良(いよし)コーラ」。代表の“コーラ小林”こと小林隆英さんは、大学では農学を学び、在学中には世界を巡って各地のコーラを飲み歩いた経験の持ち主。就職した大手広告代理店時代も、コーラへの思いが忘れられず、独自ブレンドによる試行錯誤を繰り返し、ついにはこの伊良コーラブランドの立ち上げに至ったそうです。
「伊良コーラ」の詳細を写真で紹介
今回は、改装されたばかりの新工房で、小林さんのコーラへの思い、ブランド立ち上げまでの話を聞きました。
ーー下落合の神田川沿いにある伊良コーラの工房ですが、もともとはおじいさまの漢方の工房だったそうですね。
小林隆英さん(以下、小林) はい、もともとこの場所は、祖父が経営していた伊良葯工(いよしやっこう)という和漢方の工房でした。漢方というのは、中国から入ってきたものですけど、祖父は日本人としての解釈で運営していたので和漢方を名乗っていました。
それとは別に、私が大学時代にコーラマニアとなり、世界中のコーラを飲み歩いていた時期がありました。流通上のメインとなるのはコカ・コーラ、ペプシ・コーラですが、各国でも味が違います。あと、ヨーロッパなどでは、コカ・コーラ、ペプシ・コーラ以外にも、各地にこだわりのメーカーがあります。
最初は、自分でコーラブランドを立ち上げようとは全く思っていなかったです。しかし様々なコーラに魅せられて、気付けば自分でコーラ作りをするようになりました。約2年半繰り返し、ずっと研究を重ねました。
ーーおじいさまの和漢方のバックボーンは活かされましたか?
小林 そうですね。最初は祖父のことは意識せず、たまたまネットサーフィンしていて見つけたコーラのレシピをもとに作っていたのですが、思うような味にならない。でも、そこで祖父の漢方の調合の方法を取り入れたりしたところ、納得できる味ができました。
最終更新:3/22(日) 6:00
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