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歯科医が教える!虫歯にならない歯磨きの回数

3/22(日) 21:15配信

All About

◆食後すぐに磨くのはNG? 虫歯にならない歯磨きのタイミング

少し前まで、歯磨きの基本は「1日3回、食後3分間以内に、3分間のブラッシング」といわれていました。これは食事で汚れた歯をすぐに綺麗にすれば虫歯になりにくいと考えられていたためで、誰にでもわかりやすい大変良い指導方法だとは思います。

しかし実はこれには少し矛盾もあるのです。食事による糖質を栄養にして、プラークが酸を出して活動が活発になり、歯が溶かされ始めるのは、「食後3分から」ではなく、「食事を開始して3分後から」というのが正解です。

さらに食後3分後ではすでにプラークの活動が活発で、歯のエナメル質が溶かされ始めており、さらには酸性食品の摂取などによって歯そのものも溶かされている状態なので、この時間帯に歯ブラシでさらに歯を擦ってしまうと磨耗を促進してダメージを与えるのではないか?と最近では考えられています。 

そのため、これらを踏まえた上で歯磨きにベストなタイミングを考えるのは単純ではありません。何分後から磨けば良いのかという決まりは曖昧になりやすく、唾液による修復が終わるまで、遅ければ遅いほどいいとも考えられます。

結果として、食後30分から4時間ほど経った後がベストと考えると、現実的に歯磨きがしにくくなるという問題も起こります。どこで折り合いをつけるのがよさそうかは、次の項目も見ながら最後にご紹介しましょう。

◆虫歯予防に有効な歯磨き回数は「1日1回」で十分?

以前は、1日3回の食事に合わせて、1日3回歯磨きをすることが推奨されていました。しかし最近では、上記のようにプラークが酸によって実際に歯を溶かす時間が注目されています。

実はプラークの酸を使ったとしても、歯に穴を開けるまでには、概ね24時間ほどかかるのです。もちろん唾液による中和と再生の繰り返しも同時に行われています。そのため、24時間以内にきちんとした歯磨きができれば、その日の虫歯予防に必要なことはできたと考えられます。

そして、特に虫歯が進行するのは、唾液の分泌が減少する就寝中です。就寝中はエナメル質の中和と再生が行われにくいため、酸による脱灰が増加しやすくなります。そこで「1日1回、夜寝る前の歯磨きをしっかり行えば、虫歯にならない」という考え方がされるようになりました。

それでは2回ではいけないのか? 3回では磨きすぎなのか?といった疑問について、最後にお答えします。

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最終更新:3/22(日) 21:15
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