アメリカでは、新型コロナウイルスの拡大が止まる兆しがない。
アメリカ経済牽引の地であるニューヨークやシリコンバレーなどでは外出禁止令が発令。ニューヨークでは公立校は休校、食品店とドラッグストア以外は営業中止と、新型コロナウイルス拡大=景気停滞へまっしぐらという状況だ。
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その中で、カリフォルニア州にあるバイオテック企業などでワクチンの開発が始まっているが、ニューヨークでも、「人類のために」とワクチン開発着手を検討している日本人がいる。
コロンビア大医学部感染症内科学の辻守哉教授だ。辻氏に新型コロナウイルスと、ワクチン開発のプロセスについて聞いてみた。
──新型コロナウイルスには、どんな特徴がありますか。
新型コロナウイルスは、インフルエンザ、HIV、SARSなどの親戚のようなものですが、潜伏期間が長いために感染してもわからないことがあります。ところが免疫が下がった人、つまり高齢者や喘息など慢性的に呼吸器系の病気があると、急激に症状が悪化する、つまり「タチが悪い」ウイルスです。
ですから、ここニューヨーク市でも既に1~10%ぐらいの人がかかっている可能性もあると思います(3月14日現在)。物質の表面である一定期間生き残るほか、空気感染する可能性も否定できません。
新型コロナウイルスに感染して平気な健康な人は大勢います。高齢者などが死亡する理由で今わかってきていることは、普段は肺で病原菌を攻撃するマクロファージという免疫細胞が、コロナウイルスによって逆に炎症を引き起こし、肺に強い炎症とダメージをおこして命にかかわる、ということです。
──このパンデミックはどのぐらいで収まると思いますか。
4月かもしれないし、1年後かもしれません。ウイルスのDNAも変異していくので、中国・武漢からのものが少しずつ変わって、もっと病毒性が強いものになり、インフルエンザみたいな高熱や咳につながっている可能性も否定できません。
最終更新:3/23(月) 18:01
BUSINESS INSIDER JAPAN































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