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チンドンコンクールは縮小開催 富山市決定、無観客でライブ中継

3/23(月) 15:45配信

北日本新聞

■夜桜流しや練り歩きは実施

 「第66回全日本チンドンコンクール」(4月3~5日)の実行委員会(会長・森雅志富山市長)は23日、富山商工会議所で臨時の会合を開き、県民会館で行うコンクールは無観客で実施し、ディズニーパレードを含むチンドン大パレードは中止することを決めた。

 コンクールは富山大空襲で被災した市民を元気づけようと1955年に始まり、昨年は3日間で県内外から約10万人が訪れた。過去に、東日本大震災とニュージーランド地震が発生した2011年に中止となったことがある。

 県民会館で4、5日に開く、プロが出場する全日本コンクールと素人コンクールは、感染症予防のため無観客で開催。同会館1階、グランドプラザ、CiCビルの3カ所で生中継し、動画投稿サイト「ユーチューブ」、ケーブルテレビでも生放送する。3日夜の幽玄チンドン夜桜流し、4、5日の中心市街地での練り歩きは予定通り行う。ハイタッチや握手、密着しての写真撮影は禁止する。

 5日のディズニーパレードは、運営会社のオリエンタルランドとの協議の結果、中止する。中心市街地で開くまちなかステージ、富山駅北ブールバールでのオープンカフェ、フォトコンテスト、物販ブースは全て取りやめる。会合には委員10人が出席し、事務局は「歴史と伝統あるコンクールであり、準備を進めてきたプロの努力を尊重し、今回の判断に至った。リスクを抑える対策を講じる」と説明した。

 コンクールの無観客開催に、出場者からは喜びと戸惑いの声が聞かれた。2連覇中の「かわち家」(長崎県)の代表、河内隆太郎さん(48)は「参加できるのはうれしい限り。画面の向こうで見てくれるファンに満足してもらえる演技をしたい」と話した。コンクール常連のチンドン芸能社(東京)の代表、永田久さん(54)は「観客の反応がないのは寂しいが、健康な状態で臨めるよう、感染症対策を徹底したい」と話した。

最終更新:3/25(水) 12:26
北日本新聞

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