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日本ハム近藤 横浜高の大先輩・松坂撃ち!「不思議な感覚」

3/23(月) 6:01配信

道新スポーツ

 日本ハムは22日、メットライフドームで西武と練習試合を行った。「3番・左翼」で先発出場した近藤健介外野手(26)が、横浜高出身の大先輩・松坂大輔投手(39)から右前適時打を放った。「偉大な先輩」と憧れたレジェンドからの1本。ヒットメーカーに上り詰めた男でも喜びは格別で、開幕後の”先輩・後輩対決”も心待ちにしていた。試合は打撃戦となり、6―9で競り負けた。

 憧れのレジェンド撃ちだ。近藤が熱望していた横浜高の大先輩・松坂との対戦が実現した。第1打席では慎重にボールを見極め、四球を選んで出塁。二回の第2打席は、2死満塁の好機で巡ってきた。1ボールからの2球目。121キロのスライダーを引っ張ると打球は一、二塁間を破り、一時勝ち越しとなる右前適時打となった。

 「楽しめました。憧れでもある先輩だし、小さい頃はプロ野球で見ていた。なんか不思議な感覚です」。

 松坂との対戦は中前打を放った2018年の球宴以来、2度目。「一回やっていますけど、きょうはまた違った感覚。オールスターはお祭りみたいな感じでしたけど、今回はどんな球が来るのか。そういうことは考えながらやっていました」。真剣勝負での1本は、また格別だった。

 平成の怪物と呼ばれた松坂が甲子園で春夏連覇を達成した1998年、近藤はまだ5歳。その後もプロ野球界、メジャーの舞台で活躍する姿は、テレビの向こう側にいるヒーローだった。

 横浜高入学後には、当時の渡辺元智監督から、ひたすら練習する努力家だったことをよく聞かされていたという。「横高にはいろんなOBの方がいますけど、やっぱり特別なんじゃないかと思いますし、偉大な先輩だと思います」。母校で伝説として語り継がれる松坂のように、近藤も絶対的な練習量を自らに課し、球界屈指のヒットメーカーまで上り詰めた。

 練習試合では2試合連続で安打をマークしたものの、まだまだ本調子には至っていない。悲願の首位打者獲りに向け、オフから新たな打撃フォームに挑戦してきた。しかしオープン戦では、投球にタイミングが全く合わないシーンが見受けられるなど、モノにするまで時間を要している。「いろいろ良くなると信じてやっている段階。その中での微調整になってくる。今は我慢強くじゃないですけど、しっかりやれたらいいかなと思う」。試行錯誤している中で、開幕が延期になったことはプラス材料。時間はまだある。

 シーズンが開幕すれば、再び松坂との対戦が待っているかもしれない。「対戦はあると思いますし、きょう(打席に)立てたのは良かった。これから自分の状態も上げていきたい」。日本球界、そして横浜高のレジェンドから放った価値ある一打を弾みに、理想の打撃を完成形へと近づけていく。 (中田和樹)

最終更新:3/23(月) 6:01
道新スポーツ

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