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日本航空がヒール着用規定を「廃止」へ #KuTooが始まって1年余、思い届く

3/23(月) 20:01配信

BuzzFeed Japan

日本航空(JAL)は4月1日から新制服を導入し、これまで「ヒールの高さは3~4cm」とされていた靴の規定を変更し「ヒールは0cmから」とする。ヒールのある靴の着用を求めていた規定は事実上、なくなる。同社広報部はBuzzFeed Newsの取材に対し「安全や健康」などの「多様なニーズ」が靴規定の変更の背景にあると話した。【BuzzFeed Japan / 冨田すみれ子】

職場での女性スタッフに対するヒールやパンプスの着用を求める規定は、航空業界だけでなく、ホテルや百貨店など様々な業種で存在する。

そのような靴の規定に反対する運動 #KuToo は2019年に始まり、1年で日本を代表する企業の靴に関する規定を変えるまでに至った。

「背景にはジェンダーや安全、健康など多様なニーズ」

JAL広報は2019年6月、BuzzFeed Newsの取材に対し、同社の女性スタッフに対する靴の規定は「客室乗務員はヒールの高さを3~4cm、色は黒。グランドスタッフはヒールの高さを3~6cm、色は黒と制服規定、STYLE BOOKにて定めている」と説明していた。

新しい靴規定では客室乗務員と地上職員、共にヒールを0cmから可にし「黒の表革で、プレーンなデザイン」とすることから、ローファーやドライビングシューズなど、より動きやすい靴も着用可能になるという。

広報担当者はBuzzFeed Newsの取材に「新しい靴の規定の背景には、ジェンダーや安全、健康など着用する社員の多様なニーズがあります」と話した。

広報担当者によると、今回の新制服導入に際しては、実際に制服を着用している社員から意見を聞けるように、ワーキングチームを設けて聞き取りをしていた。

仕事中の靴には「ヒールがない方がいい」という社員からは「その方が安定する」「身長が高くなりすぎる」などの意見があったという。

同社は2019年7月、JALで初めてとなる女性用の「パンツスタイル」の制服も発表し話題になっていた。2020年4月から導入される制服だ。

一方で、7月の新しい制服発表の時点ではヒールの着用規定に関しては、改定は発表されていなかったため、「靴の規定も変更を」との声がネット上でも上がっていた。

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最終更新:3/23(月) 22:29
BuzzFeed Japan

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