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キレないためには“6秒”待て…それでも「怒る必要のあること・ないこと」の見極め方

3/23(月) 19:02配信

FNN.jpプライムオンライン

人間は感情表現が多彩な生き物だが、注意しなければならないのは「怒り」の感情だ。
抱えたままだと言動などに表れ、爆発して“キレる”こともある。誰かに当たってしまい、周囲の信頼を失うようなことだって考えられるだろう。

【画像】あなたの怒りはどこに当てはまる?「三重丸」のゾーンを図解で見る

とはいえ、現代はストレス社会で理不尽なことやトラブルは日常茶飯事。ある程度のいら立ちは避けられないところだが、私たちはどう対処すればよいのだろう。

こうした際の対処法として、“6秒待つこと”で怒りをコントロールする方法があることをご存じだろうか。怒りと向き合う心理トレーニング法「アンガーマネジメント」の教えで、衝動的な怒りを6秒で落ち着かせるという。

数秒待つだけで怒りが収まるのなら願ってもないことだが、その根拠はどこにあるのだろう。そして6秒間をどうやり過ごせばいいのだろうか。一般社団法人・日本アンガーマネジメント協会の小尻美奈さんに、ポイントなどを伺った。

怒りの発生から理性の介入までに約6秒かかる

――そもそも、アンガーマネジメントとはどんなもの?

怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング法です。人間は怒るとつい、感情を反射的・衝動的な行動で表現してしまいます。強い言葉で言い返したり、ドアを強く閉めるといった態度で表したりしがちですね。こうした、「あんなことで怒るんじゃなかった」という怒りの感情で後悔しないことを目指しています。

教えを学んだからといって怒りがすべて消えるわけではありません。怒る必要があることは上手に怒り、必要のないことは怒らないという見極めができることで、後悔しない怒り方ができるようになるのです。


――怒りを覚えたときは「6秒待つ」ことが大事というが、この根拠は?

さまざまな諸説があり、協会の調査などを踏まえて6秒としています。

例えば一つには、脳研究の説があります。怒りの感情は脳内の「大脳辺縁系」で生まれ、それを「前頭葉」で抑える構図となっています。そして怒りの発生から理性の発動までには、6秒程度の時間的なズレがあると言われているのです。

つまりその間をやり過ごすことができれば、理性が働いて上手に怒ることができるのです。6秒で怒りの感情が完全に消えるわけではないので、そこは誤解してほしくないですね。

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最終更新:3/24(火) 13:31
FNN.jpプライムオンライン

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