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ペリカンズのJJ・レディック、NBA中断が決まるまでの混乱を明かす「僕らはみんな動揺していた」

3/24(火) 17:35配信

バスケット・カウント

「試合をやると言われていたら、僕らは従っていただろう」

写真=Getty Images

3月11日のジャズvsサンダーは、ジャズのルディ・ゴベアが新型コロナウイルスに感染していることが分かり、試合開始直前に中止になった。その後、NBAはシーズン中断を決定して現在に至る。

ペリカンズは同日にキングスとの試合を控えていたが、ティップオフ直前に中止が決定した。この時の出来事を、ペリカンズのJJ・レディックが自身のポッドキャスト番組内で明かしている。

「僕らがアリーナに着く前にウォリアーズvsネッツが無観客になったと聞き、どんな様子か気になったんだ。ウチも無観客でやる日が来るかもしれないからね。その時点でチームトレーナーとフロントは『選手から一人でも感染者が出ればリーグは中断されるだろう』と話していた」

彼らはアリーナに到着後、いつも通り試合の準備を始めた。

「僕らはロッカールームで、ジャズvsサンダーで選手が隔離されて検査を受けていると聞いた。それから数分後に、ゴベアが新型コロナウイルスに感染したと知ったよ。僕はその時、広報担当者の隣にいた。3分後にはリーグから『リーグ中断』の通達を広報が受けたんだ」

ただ、この知らせをチーム関係者は『明日以降はリーグを中断する』だと受け止めていた。試合開始まで1時間を切っており、あとは試合開始を待つだけの状況だったからだ。

「僕らは違和感を感じていた。チームドクターは試合を中止するように掛け合っていた。ティップオフの38分前までチームミーティングをしていて、ヘッドコーチのアルヴィン(ジェントリー)から『さあ、ロッカールームを出てプレーしよう』と言われた時にはみんな動揺したよ」

レディックはここで「試合を行うことは非現実的だ」と指摘しだそうだが、試合をボイコットするまでの強い考えはなかった。「最終的にはウォーミングアップをするために、僕らはロッカールームを廊下に出た。でも、その時に審判の一人がジャズ戦を担当していたことが分かったんだ」

審判の一人がジャズの選手と接触し、感染の可能性があるということで、試合は一転して中止となった。だがレディックは「もし試合をやると言われていたら、僕らは従っていただろう。だけど、誰もがあの状況でプレーすることは安全ではないと感じていた」と語る。

現場の混乱ぶりと、予期せぬ事態に翻弄された選手たちの様子がよく分かる。現段階ではペリカンズに陽性反応が出た選手はいないとのこと。ただ、あの日からリーグはストップしたまま。再開の目途はまだ立っていない。

バスケット・カウント

最終更新:3/24(火) 17:35
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