バカリズムさんがOLになりきり、こっそり綴っていたブログが原作の映画『架空OL日記』。銀行OLの“私”をバカリズムさん自身が演じます。映画の撮影秘話をじっくりうかがいました。
―主人公“私”をバカリズムさんが演じるというアイデアは、最初から考えられていたのでしょうか?
「もともと映像化は無理だと思っていたんです。僕がOLになりきってブログを書いているという狂気を際立たせることを考えたときに、結果的に自分が演じるという結論に行き着きました」
―OL仲間で上司の愚痴を言うシーンも印象的です。
「女性って集まって愚痴を言うイメージがありますけど、男もめちゃくちゃ悪口言うんですよね(笑)。むしろもっとネチネチしてる。空き時間も共演者のみなさんとずっと喋っていたんですけど、そういった部分があるから、違和感なく溶け込めたのかもしれません」
―女性を演じて、男性でよかったと思ったことはありますか?
「女性はやらなきゃいけないことが多いですよね。朝出かけるまでにいろんな段取りがあるし、寝る前もお肌のケアとかしなきゃいけない。あれを毎日やるのは、大変だなって思いました。僕、毎朝青汁を飲んでいるんですけど、それすらめんどくさいですから(笑)」
Q:給料が低くて、なかなかお金が貯まりません~。
(メーカー勤務・27歳)
僕も若手の頃は全然お金がなくて、それを切り抜けるのは売れるしか方法がなかったんです。きっとこの人もギリギリまで切り詰めた上での悩みですよね。普通なら美容だったり、服を諦めるとか。あとは実家に住めばいいんじゃないですか? 『架空OL日記』に出てくるのは銀行員なんですけど、原則的に実家住まいなんですよ。ひとり暮らしってお金がかかりますけど、実家なら家賃も払わなくていいですし。現実的な答えですけど(笑)。
*****
Q:女子同士のマウンティングにあったら、どうすればいい?
(不動産関連勤務・29歳)
そういう人とは付き合わなければいいというか、嫌いになればいいと思います(笑)。職場だったらそうはいかないかもしれないですけど、その人と真正面から仲良くしようとするからストレスに感じると思うんです。だから無理して仲良くしようとはせず、最低限こっちが嫌われないようにしておけばいいと思います。ただ、こっちに落ち度は作っちゃいけませんよ。そうすると、僕みたいに友達が減っていくとは思いますが(笑)。
*****
Q:休み明けの出勤、どうしたら行く気になれますか?
(飲食関連勤務・24歳)
これは『架空OL日記』でも永遠のテーマだし、僕みたいな仕事をしている人間でもしんどいんですよ。だから出勤時間に音楽を聴いたり、ちょっとでもストレスを逃がす方法をとっているんじゃないかな~。こればっかりは自分の中で切り替えていくしかないし、受け入れていかなきゃいけないのかもしれないですね。僕は、休み明けに憂鬱になることがわかっているから、休み前も嫌になるんですよ。だからこの人の気持ちはよくわかります。
*****
Q:SNSで友達の楽しそうな投稿を見るとなんだかモヤモヤ……。
(アパレル関連勤務・30歳)
そういうのを見て、グダグダ言うのって楽しいじゃないですか。そもそも僕はキラキラしているのをうらやましいとは思わないし、日向よりも日陰にいるほうが見えてくるものもあるから、そっちのほうが面白いと思いますけどね。でもこの人はこう言っていることに満足しているのかもしれない。僕から何かの答えを求めたいわけじゃなくて、“キラキラしていない私”が好きでアピールしたい、逆マウントの可能性もありますね(笑)。
最終更新:3/24(火) 19:10
FASHION BOX































読み込み中…