若いうちにお金をどう使うべきかについてはいろいろな考え方があります。
若いうちからしっかり貯蓄するべきという意見もあれば、若いうちこそ自己投資として貯めこまず使うべきという正反対の考えも見かけます。
お金は無駄遣いせず貯めましょうと1度はお子さんに言ったことがあるのではないでしょうか。
私も以前は貯金はとにかくしなければならないことだと思っていましたが、子ども同士の会話を聞いて考えました。
「お母さんからお年玉を無駄遣いしないで貯めておきなさいって叱られた。
どうしてお年玉を貯めないといけないのかわからない」
「いつか欲しいものやしたいことができた時のためだよ」
「でもそれで今欲しいものを我慢するの? いつかなんてわからないじゃん」
当時その子は高校生で目先にしか囚われていないといえばそれまでですが、やみくもに貯金はいいこと、逆にお金を使うのはあまり良くないことと考えていたと気が付きました。
当然ながら貯蓄がまったく不要ということではありません。
貯蓄の性質は2種類あります。
・ 用途が決まっている貯蓄
・ 用途が決まっていない貯蓄
■用途が決まっている貯蓄
「あの車が欲しいから〇万円貯めよう」
「海外旅行に行くために〇万円必要だから毎月積み立てよう」
という性質のお金です。
貯蓄のゴールがはっきりしているのと、モチベーションが上がりやすいことから比較的貯めやすいはずです。
■用途が決まっていない貯蓄
明確な使い道が決まっていないお金です。
先述の高校生にとって、お年玉の貯金はこちらに当たります。
いつか欲しいものが出てきた時のためにというのも理由のひとつです。
でもそのいつかがいつ来るのかわからないのにという言い分も的外れではありません。
ゴールがわかりづらいだけに、大人でもこの用途が決まっていない貯蓄が苦手な人が多いようです。
社会に出ると、この用途が決まっていない貯蓄こそ肝心になります。
■万が一に備えるため
例えば突然ケガや病気をした時、保険に入っていたとしても一時的には立て替えなければなりません。
1人暮らしをしていれば、何らかの事情で急な引っ越しを余儀なくされることもあり得ます。
その時に次の住まいを借りるための資金がなければ引っ越しもままなりません。
社会人であれば急な失業の可能性もゼロではありません。
貯蓄には生活に対しての保険の一面もあるということです。
そのため、この具体的な用途が決まっていない貯蓄は「生活防衛資金」と呼ばれることもあります。
最終更新:3/24(火) 20:01
マネーの達人































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