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ホンダ初の原付一種電動スクーター「CUV ES」の技術は今もなお進化を続けています

3/24(火) 19:00配信

バイクのニュース

ホンダの環境対策は、長年に渡り培われています

 ホンダ初の電動スクーター「CUV ES」は、1994年3月10日から官公庁や地方自治体などに3年間のリース販売方式で200台限定発売されました。CUVとは、Clean Urban Vehicle Electric Scooterの略です。

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 90年代からガソリン燃料に変わるクリーンなエネルギーのひとつとして電気スクーターの開発を進めているホンダは、エネルギー源の多様化に向けて研究開発してきた乗り物のひとつとして、二輪で培った幅広い設計技術と、電動車両の最新技術を融合させた電気スクーター「CUV ES」を開発し、排気ガスを出さないクリーンで静かな新しい乗り物のひとつとして以後発展させています。

 動力部は、エネルギー効率や静粛性に優れた低振動のDC(直流)ブラシレスモーター(定格出力0.58kW)に、コンピュータによるモーター制御を組み合わせて採用し、動力伝達系の無段変速機構(Vベルトオートマチック)で、効率が良くスムーズな走りを可能にしている。

 動力源としてのバッテリーはニッケル・カドミウムタイプ(86.4V-20Ah)とし、フロアステップ下部に搭載されています。また、車体には、充電装置が内蔵されており、家庭用の100V電源から充電できました。1回につき最大8時間の充電で61kmの走行(30km/h定地走行)が可能です。また、メーター内には、バッテリーの消費電力を表示するバッテリー残量計も装備されています。

 標準の原付スクーターにも採用されているフルフェイスヘルメットや小物の収納に便利なセンタートランク(メットイン)を装備、さらに、着座時のみ発進可能でスロットルを開けた状態での発進防止、充電中の発進防止、サイドスタンドが出た状態での発進防止については、アイドリング状態のない電気スクーターならではの発進制御システムです。

 電動スクーター「ホンダCUV ES」の価格は、85万円をベースに3年間のリース販売方式でした。

 ホンダの電動スクーターの歴史は、「CUV ES」から始まり「EV-neo(2010)」、「PCX ELECTRIC(2018)」、「BENLY e:(2019)」と、受け継がれています。

 ■ホンダCUV ES諸元

 全長×全幅×全高:1785mm×615mm×1035mm
 車両重量:130kg
 原動機の種類:直流ブラシレスモーター
 原動機の方式:AF36M
 定格出力:0.58kw
 最高出力:3.3PS/3600rpm
 最大トルク:0.9kg-m/3200rpm
 変速機形式:無段変速式(Vベルトコンバータ)
 制動装置形式:機械式リーディング・トレーリング(前後とも)
 フレーム形式:アンダーボーン
 バッテリー種類/型式:ニッケル・カドミウム/12KR-20000M
 バッテリー容量:86.4V-20Ah
 バッテリー充電電源:AC10V(単相)
 充電時間:最長8時間(冷却時間最長2時間含む)
 1充電走行距離:60km(30km/h定地走行テスト値)

バイクのニュース編集部

最終更新:3/24(火) 19:55
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