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「首都封鎖いわゆるロックダウン」が東京で実施されるとしたら、どんなことが起きるのか?

3/24(火) 20:16配信

FNN.jpプライムオンライン

大村正樹フィールドキャスター:
小池知事が懸念するのはこの16人の人数だけじゃなくて、この方々の経路なんですよ。3月23日の16人のうち海外渡航歴のある人が5人ですが、感染源不明者の方が9人と多かったんです。これがとても大きなポイントで小池知事も昨日の会見でポイントを挙げて説明していました。最近の東京の感染者は3つに分類されるそうです。1 海外から帰国した感染者の増加 2 感染源が特定されない人の増加 3 発見が困難な若年層クラスターの発生。このあたりの混沌とした状況に対して、小池知事は警鐘を鳴らしたという風に見ていいと思います。

安藤優子:
二木さんこの辺りが非常に不透明な部分なんでしょうか?

二木芳人氏(昭和大学医学部 特任教授):
そうですね、特に一番最後の「発見が困難な」っていうのがまさにその通りで感染していてもあまり症状が出ませんし、検査もしませんから若い人たちの間にそういう人たちがたくさんいますとね、そういう人たちが感染源になって周辺に散らしていくと、そういう感染源が特定されない人を今までクラスターで見つけ、その周辺で患者さんを発見してはそれを監督下に置けたのですが、感染源が分からない人が突然出てきたと。さらにその水面下で多く感染者がいる可能性があるということで警戒感を高めていくということになりますね。

安藤優子:
つまり追跡できないってことはその先に他にもっといるということを示唆しているわけですよね。

二木芳人氏(昭和大学医学部 特任教授):
そういうことですね。

大村正樹フィールドキャスター:
本当に都市封鎖が起こったら、どうなるのか?まず、東京にはどれくらいの人が日常的に集まってくるのか見てみましょう。

・東京都HPによると…1日あたりの東京への流入人数は約290万6000人
・JR HPによると…東海道新幹線の東京・品川駅の1日乗降人数は27万5000人
・羽田空港HPによると…羽田空港1日平均旅客数は23万3000人
・封鎖の可能性が高い施設は、デパートやレストラン、遊園地やスポーツジムなどが考えられる

大村正樹フィールドキャスター:
最近は新幹線や空港の数字は減っていると思われますが、それでも東京には毎日およそ300万人の人が流入していると考えていいわけです。ロックダウンするとなると、どこまで制限できるんでしょうか。

安藤優子:
これだけの人たちを現実問題として「入ってくるな」とすることが、本当に可能なのかどうか…。

サバンナ高橋:
これを聞くだけだと現実味がないような気がしますけど、実際に世界の都市は止まってる。そういうこともあるんだろうな、と思って見なければいけないんだろうなって思います。

安藤優子:
ロンドンや、フランスの全土、ニューヨークもロックダウンしています。飲食店では、テイクアウトのみ可能などの対応をしているようですね。あと、通勤していいのは医療従事者や福祉関係者、警察や消防などの限られた職種。東京でも、どうしても続けなければいけない職種の人は通勤可能ということになるんじゃないでしょうか。

大村正樹フィールドキャスター:
本当に都市封鎖が起こるとしたら、そういった取り決めも整備されるでしょう。そのほかに、どんな影響が起こるのか?関西大学の宮本勝浩名誉教授に伺うと、まず皆さんが巣ごもるために物を買いに走り小売店から物がなくなる。そして小規模の店舗などはわずか1週間で倒産する店も出てくる。都市封鎖から2週間経過すると経済は大打撃を受ける。さらに各家庭の備蓄食料がなくなり、食料品の不足や値上がりが発生する可能性があるということです。

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最終更新:3/31(火) 10:42
FNN.jpプライムオンライン

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