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【MLB】8億円もの契約金が“パー”? 新型コロナでドラフト延期なら学生も苦境に…

3/24(火) 18:23配信

Full-Count

ドラフトの対応次第では「大学に行くことさえできない子も…」6月開催どうなる?

 新型コロナウイルスにより開幕を延期した米メジャーリーグ。アメリカでは感染が拡大しており、大学野球(NCAA)のトーナメントも中止になっている。そして、毎年6月に行われている米ドラフト会議が中止となる可能性も浮上している。もしドラフトが延期や中止などになった場合の影響を、米紙「USAトゥデー」がアリゾナ州立大を例に検証している。

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 アリゾナ州立大の今年のチームは、2013年に最優秀コーチ賞に輝いたトレイシー・スミスコーチが“最も才能のあるチーム”だと胸を張る逸材揃い。MLBドラフト10巡目までに指名されることが予想される選手が8人もおり、中でもスペンサー・トークルソン内野手は1巡目指名が有望視される選手だという。

 しかし、新型コロナウイルスの影響で今年のドラフトは開催すらも不透明。実施された場合も形式を変えて10巡目までに制限されたり、1月に第2のドラフトが開催されたりという事になるのかと、記事では危惧している。

 ドラフトが予定通りに開催されなくなった場合について、選手たちにはどんな影響が出るのか。スミスコーチは「素直に言って、高校の最上級生たちが一番影響を受けてしまうことになるだろう。高卒として契約を結ぶことを考えていて、教育(勉学)を後回しにする高校生は数多くいる。大学に行くことさえできない子もでてくる」と言及。プロを目指し、勉学より野球を優先する生徒は少なくないが、このままでは働き口もなく進学先もないという事態になりかねない。

 アリゾナ州立大の中でも、トークルソンは最低でも800万ドル(約8億8400万円)の契約金を得ることが予想されているといい、この契約金もドラフト次第では幻となる可能性がある。スミスコーチは「彼は現在アマチュアで世界最高の選手だ。だが、彼の素晴らしいところは『この状況のせいで(ドラフトなど全てが)台無しじゃないか』などと言うことが無いところ。一度もね」と、一切、愚痴を漏らさない人間性にあるという。とはいえ、この状況が決して好ましくないことは間違いない。MLBの開幕は延期を繰り返しているが、ドラフトはどうなるか。

Full-Count編集部

最終更新:3/24(火) 19:36
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