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「朝乃山 横綱目指せる」 元小結・舞の海さん期待

3/25(水) 5:00配信

北日本新聞

 春場所で大関昇進を確実にした朝乃山。期待や課題について、大相撲解説者で元小結の舞の海秀平さんに聞いた。

◇ 朝乃山は大関にとどまる器ではなく、横綱を目指せるスケールの大きい力士。バランスの取れた体格に加え、体が柔らかく、膝にけががないことで、前途洋々とした未来を感じる。

 大関・横綱に求められるのは、正々堂々とした取り口や土俵上の所作だ。中には、たくさん塩をまいたり、腕や首をぐるぐる回したり、小走りしたり…。パフォーマンスをする力士がいる一方で、朝乃山は土俵上での余計な動きがなく、品格を備えているため好感が持てる。

 ただ、品格は横綱になってから身に付けてもいい。今はもっとギラギラした姿勢が重要だ。朝乃山を含め、今の力士はおとなしく、遠慮がちだ。「俺が先頭に立って、横綱を引きずり下ろすんだ」「世代交代するんだ」くらいの気概が欲しい。横綱には真正面からぶつかるだけでは勝てない。土俵に上がったら五分と五分。横綱に張られたら、張り返すぐらいの気迫としたたかさ、腹黒さが必要だ。富山県民だけでなく、全国の相撲ファンも日本人力士の中で、相撲界を背負っていくのは本格派の朝乃山だと期待している。

最終更新:3/25(水) 14:14
北日本新聞

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