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なぜGMOは陸上に参入したのか? ニューイヤーで5位躍進、青学・原晋監督と共鳴したスピリット

3/25(水) 18:10配信

REAL SPORTS

令和最初のニューイヤー駅伝は、旭化成が4連覇を達成して幕を閉じた。区間新記録の続出するハイレベルなレース展開で見どころの多かった今大会、特に注目を集めたのが、初出場にして5位入賞を果たしたGMOインターネットグループだ。2016年に創部したばかりの「GMOアスリーツ」は、箱根駅伝で青山学院大学を総合4連覇に導いた原晋氏をアドバイザーに招聘するなど、本気でナンバーワンを目指した環境を整えている。日本陸上界の名門が次々と休廃部を進めてきた中、なぜ同社は新たに創部する決意をしたのだろうか? GMOアスリーツ部長を務める安田昌史氏に話を聞いた。

(インタビュー・構成=浜田加奈子[REAL SPORTS編集部]、インタビュー撮影=長尾亜紀、写真提供=GMOアスリーツ)

創部のきっかけは原監督との意気投合

――GMOアスリーツは創部から4年目を迎えました。創部のきっかけは何だったのでしょうか?

安田:創部をした2016年4月から1年前の2015年の3月、青山学院大学が箱根駅伝に初優勝した時の、優勝祝賀会がきっかけですね。そこに、当社代表(取締役会長兼社長)の熊谷(正寿)と私が参列しました。その会場に、当社グループのパートナー(同社では「従業員」の呼称)もおりまして、実は彼女は原(晋)監督が青山学院大学の監督に就任した時の最初の女子マネージャーだったこともあり原監督と話をするきっかけがありました。

 原監督はベンチャースピリットがある方ですよね。当社では企業理念にベンチャースピリットを掲げていることもあり、熊谷と意気投合しまして、より日本の陸上界を活性化させるようなベンチャースピリットを持った実業団チームが出てくれば……といった話になりました。そこで、熊谷が、「じゃあ、うちでやるか、実業団」という話になり、創部することを決めました。

――どのような部分が意気投合したのでしょうか?

安田:原監督はさまざまなメディアで常に陸上界を変えたいといった話をされています。その中には、もっと選手に夢があるような環境、実業団をつくっていきたいといった思いも含まれていると感じています。当社が掲げるベンチャースピリットには、一緒に働く従業員も含めて多くの方の笑顔・感動を創造すること、夢を実現させるために革新的な行動を行い一人ひとりが個性を発揮しながらチーム一丸で歴史をつくっていきたいという思いが込められていて、そういった部分で熊谷としても原監督の「陸上界を変えたい」という思いに共感したのだと思います。

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最終更新:3/25(水) 20:21
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