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あなたは自分の収入や老後の備えに満足している? 老後の備えに満足している人はたったの10%

3/25(水) 8:40配信

ファイナンシャルフィールド

収入や老後の備えに対する満足度は、年代によって違う傾向があります。その傾向から、満足度を下げている原因と満足度を上げるための改善方法を探ることが可能です。

特に、老後の備えは早めに改善方法を実行することで満足度が上がる可能性が高くなります。どのような傾向があるのか、その原因や改善方法をまとめたので紹介します。

収入に満足していない人は半数以上! 40代が最も満足していない理由とは?

PGF生命(プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命保険株式会社)の「人生の満足度に関する調査2019」によると、現在の収入に対して満足している人は20.1%、満足していない人は51.3%でした。

お金の使い方や貯め方などの総合的な満足度も、満足していない人が半数以上の51%で、満足している人は17.2%です。特に、40代の満足している人の割合は最も低く9.5%です。

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」では、30代の平均年収は436万円で、40代では平均年収は517万円となっており、平均年収は30代より増えています。

にもかかわらず、40代の収入に対する満足度が30代の16.8%より下がったのは、住宅ローンの支払いや子どもの教育費用が高校・大学と高くなるタイミングであり、親の定年退職や介護も視野に入るタイミングでもあるからだと考えられます。未婚や子どもがいない場合でも、老後の備えを考えると収入に対して不安を感じる傾向にあります。

老後の備えに満足している人は10.9%! 今やるべきことは3つ

老後の備えに満足している人は10.9%で、満足していない人は65.3%です。こちらも40代が満足していない人の割合が最も高く73.3%でした。厚生労働省の2016年の「国民生活基礎調査」によると、40代の平均貯蓄額は652万円です。

しかし、40代の平均借入金額は862万1000円で、借入額が貯蓄額を大きく上回っています。多岐にわたる支出や将来の不安もあって、特に40代が老後の備えに満足できない傾向にあるのだと思われます。

不安を取り除き老後の備えに満足できるようになるために、何をすべきでしょうか。それは以下の三つ、すなわち、現在の家計の見直し、老後に必要な金額の計算、そして支出を減らすのか収入を増やすのかまたはその両方です。

一つ目の家計の見直しは、月にどれだけ支出があるかを細かく調べます。食費や趣味や嗜好品にかけるお金、スマートフォンの料金プランなど日常の何気ない支出を把握することが大切です。

二つ目の老後に必要な金額は、求める生活の内容や家族構成などで変わりますが、ひと月の支出と年金支給額の差を、65歳からの平均余命として約25年分合計します。

平均余命は、ある年齢から平均寿命までの年数です。平均寿命は男性が84歳、女性が89歳です。雇用年齢が引き上げられる傾向にあるため、65歳で定年退職をするとして平均余命を約25年で計算するわけです。

そして、老後に必要な金額と65歳までの予想貯蓄額に差がある場合は、三つ目に、見直した家計から支出を減らすか、副業や資産運用などで収入を増やします。副業は勤めている会社が許可をしているかを確認し、資産運用は株式投資や貯蓄型の保険などから自分に合う手段を選ぶことが大切です。

具体的な金額を把握すれば今やるべきことが分かる!

収入や老後の備えの満足度、満足度を下げている原因とその改善方法を紹介しました。具体的に老後にいくら足りないかが分かれば、どのような対策が必要なのか考えることができます。

準備を積み重ねる期間が長いほうが老後の備えに対する満足度を上げられる可能性が高くなります。紹介した改善方法を参考にして、現在や将来に対する満足度を上げるための方法を考えてみてはいかがでしょうか。

[出典]
プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命保険株式会社「人生の満足度に関する調査2019」
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
厚生労働省「国民生活基礎調査」

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルフィールド編集部

最終更新:3/25(水) 8:40
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