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“西”を愛し、愛されたセレブ 黒沢咲が劇的オーラス逆転勝利/麻雀・Mリーグ

3/25(水) 10:50配信

AbemaTIMES

 Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナルシリーズ・3月24日の1回戦で、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)が鮮やかなオーラス逆転勝利を飾り、萩原聖人(連盟)のトップに続いてチーム連勝を決めた。

【映像】黒沢咲、愛する“西”で逆転勝利「私のツキ牌かもしれない」

 セミファイナルは残り8戦。6位のTEAM雷電は▲155.0ポイントと追いかける立場にあった。「ファンの方々が全国あちこちで必勝祈願に行ってくれていた」と、日本中の雷電ファンの“アベンジ”への熱き思いは、黒沢にも確実に届いていた。

 負けられない試合前、ポイント状況を頭から消し去り、逆に開き直って「自分らしく自分の麻雀を打つしかない」とファンの願いを胸に抱き、集中力を高めて試合に臨んだ。

 対局者は起家から渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)、黒沢、U-NEXT Pirates・小林剛、KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)。

 オーラスとなった南4局。2着目だった黒沢の持ち点は3万600点で、トップ目だった多井とは6800点差。逆転するためには、多井から3900点以上直撃か、満貫ツモ以上なら文句なしという条件だった。

 配牌ではドラ五万が1枚あったもののメンツはゼロ。親番・高宮から仕掛けが入る中、黒沢は13巡目に待望のテンパイを入れた。役なし6・9索のリャンメン待ちに構えれば、リーチ・ツモ前提でも一発かハイテイ、もしくは裏ドラといった偶発性が絡まなければ満貫にはならない。8索と自風だった西のシャンポン待ちに構えて西をツモれば、リーチ・ツモ・西・ドラで満貫が確定する手牌だった。

 “セレブ麻雀”とファンから愛され、メンゼン高打点を武器とする黒沢は、自分の手で確実に勝利をたぐり寄せるべく、西ツモ狙いのシャンポン待ちでリーチを決断した。

 レギュラーシーズン終盤、麻雀ファンに語りつがれるであろう役満・四暗刻を単騎待ちでアガり、大逆転でトップに輝いた時の待ち牌も西だった。リーチ後、黒沢は西に運命的なものを感じ「私のツキ牌かもしれない。あの時と同じ西でアガればいいんだ」と満貫ツモ条件を叶える西をツモることだけに集中した。

 そして最後のツモ番、西を見事ツモり上げ、逆転トップをもぎ取った。視聴者からも「華がある」「黒沢はスター性あるね」「西に愛された女」「泣けるドラマ」「マジで面白いわ」と感動の嵐が巻き起こった。

 西を愛し、西に愛されたセレブこと黒沢咲の逆転劇は、実にドラマチックだった。【福山純生(雀聖アワー)】

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最終更新:3/25(水) 10:50
AbemaTIMES

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